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true tears 再視聴 第2話 眞一郎に嫉妬させるためにしたんでしょ?

2話は何も描かれていないようで実は物凄く重要なことがたくさん描かれているんだろうと。今一度書きますが、やはり比呂美は眞一郎一筋なんだろうなぁと。
眞一郎と乃絵の二人が噂になった途端、比呂美の親友曰く直接対決に持ち込みます。これは本当に攻撃的ですよね。4番への想いがあったとはいえ、眞一郎が第一であったという前提で考えるなら、まさに攻撃というわけです。特に、雷轟丸の墓を勝手に作ったというのがすごい。これは簡単な覚悟では無理だと私は思うんです。初対面の相手(乃絵)が雷轟丸のために作った墓を、「やっぱりちゃんと作った方がいいと思って」という理由で勝手に作り変えられるものなんでしょうか。
さらに、比呂美は眞一郎に対して乃絵を紹介してほしいとお願いをします。先ほどと同じく4番よりも眞一郎という視点に立つならば、これは眞一郎に対しての揺さぶりと受け取れます。私の事をもっと気にしてアピールです。額面通りに受け取るならば、乃絵を通じて兄である4番と近づきたい比呂美が眞一郎に嘘をついてしまった、ですよね。ですがもしかしたら乃絵は、自分(乃絵)に向きかけた眞一郎の気持ちを比呂美の方へ向けさせるための嘘であったと見抜いていたのではないか、とも考えられるわけです。どちらにしても、眞一郎に嘘をついたという事が乃絵は許せなくて、部活中の比呂美の所に来てまでその事をストレートに比呂美に伝えます。この辺りの比呂美の反応を見ていると、なんとまぁ裏がありそうだとか含みがありそうというのが分かります。この時からすでに比呂美は策士だったんだなぁと…。眞一郎のためならば何でも出来るそんな女の子であったんだなと。
多少穿った見方をしているので一方的な考え方ではあると思うのですが、2話までは比呂美の眞一郎愛が描かれていると言っても良いでしょう。もちろんここから物語りはどんどんと進んでいくのでかなりややこしくなるのですが、根底にある眞一郎愛にもっと早く気づいていれば本放送時に別の見方をできたのかもしれません。乃絵の強烈なキャラクターに目を奪われがちですが、眞一郎を逃すまいと裏で画策する比呂美の一端が垣間見れる回だったのかもしれません。
本放送時の感想 => 第2話 なんか電波すぎやしませんか