1話2話とかなりべた褒めしてるこのアニメなのですが、3話もとても楽しめました。実は2話で菜々香のことについては片がついたのかと思っていただけに、今回も菜々香回だったのにはちょっとびっくりしました。正確には菜々香回とはいえないのかもしれませんが、見終わった後の印象はやはり菜々香回だった、という感じです。
さて、菜々香というキャラについては2話で少しわかったつもりでいました。佐菜に対しては表向きは怒った態度を見せますが心では昔みたいに交流をしたい。2話ではそういう事が分かる露骨なシーンが少なめでしたが、今回に関してはそれがばっちりと分かってしまうシーンが沢山ありました。そして改めて菜々香は佐菜に対してかなりの思いを持っているということがわかりました。特に、佐菜が他の女の子と仲良くするシーンを見て嫉妬するシーンなんかはたまりませんでした。佐菜が他の女の子と話すシーンなどでは本当に嫌な顔、態度を見せるのに、佐菜から自分を意識されるような行動をされると（例えば化粧品をもらったりだとか、クッキーの味を忘れるわけないじゃないetc）本当に笑顔を見せる。特に嫌な態度を出す時が今回は何度もあったのですが、その度に私はニヤニヤしてました。嫌な態度を見せると言う事はつまり菜々香が嫌な思いをしている、つまりは人間関係がギクシャクしようとするシーンだからです。そんなシーンが随所に見られ、そして最後にはきっちり菜々香が報われるストーリーにもなってましたし、楽しく見れました。この調子でうまくキャラを絡ませていってほしいです。
しかしスク水はないでしょう、スク水は。私これしか持ってないの、というシチュはよくありますがまさか菜々香がやるとは思いませんでした。あるとしたら麻緒衣かと。あと、初めて釣りをする麻緒衣に対して、佐菜が釣っている様子を見せて「いい？ああいう風にやればいいから」と言うだけの修輔（双子の弟）も鬼だと思いましたね。結果麻緒衣が自分のスカートを釣ってしまうというベタなシチュエーションがあったわけですが。大いに笑わせてもらいました。
