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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

手裏剣戦隊ニンニンジャーファイナルライブツアー2016 千秋楽 感動した、本当に感動した

いつもブログを見てくださっているに方はご無沙汰です、生きてます。

さて、2016年2月に放送が終了した『手裏剣戦隊ニンニンジャー』ですが、3月より最後のイベント、ファイナルライブツアーが開催されていました。
静岡を皮切りに、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡と周り、そして最後の地として選ばれたのは大阪でした。
ファイナルと銘打ってあるとおり、ニンニンジャーとしての活動はこのイベントが基本的には最後となります。Vシネマなどの製作などで今後も何か動きがある可能性もありますが、ここで一旦一区切りとなるわけです。

そんなファイナルライブツアー、是非参加したく、大阪のチケットを取りました。大阪公演は4月23日、4月24日の2日開催。各日3回公演で、4月24日の最後の回が千秋楽でした。
チケットは23日と、24日の千秋楽の2枚取りました、いや、取れました。しかも結構前の席でした。


というところで、主に千秋楽の公演を取り上げつつ、ニンニンジャーという素晴らしい作品に出会えた喜びを皆さんにお伝えしたく筆を執りました。少し長めになりますが、是非、じっくり、作品を思い出しながら読んでいただけたら、そしてニンニンジャーという作品を、これまで以上に心に留めていただければそれに勝る喜びはありません。

久々にちゃんと戦隊モノを見た

私は戦隊オタクではありませんでした。普通に戦隊を見て育った普通の子供でした。とはいえライダーも含めて、特撮シリーズはそれほど子供の頃にハマっておりませんでした。一番印象に残っているのは初代の仮面ライダーで、1号2号の勇姿だけは今でも脳裏に蘇ります。しかし、それ以降の昭和ライダーそして平成ライダーは殆どノータッチ。存在は知っているものの、殆ど見たことがなかったし見ませんでいた。戦隊モノも同じで、こっちはむしろ、遺伝子レベルで刻み込まれている作品はありません。
なんとなくちゃんと特撮を見だしたのがこの1年ぐらいで、仮面ライダードライブにハマり、そして手裏剣戦隊ニンニンジャーにハマりました。今では特撮が大好きな人になってしまいました。


単純だけど熱い天晴、クールだけど恥ずかしがり屋な八雲、縁の下の力持ち凪、いい意味で一番子供らしい風花、悔しがったときが可愛い霞、実は心に弱さを持っていたキンジ……見るたびにどんどん魅力的になっていくニンニンジャーのキャラクターたちは、私の心を捉えて離しませんでした。


キャストの人たちはテレビの中ではもちろん演技をしているわけで、どんな人なのかは画面からなかなか掴むことはできません。優しい人なんだろうか、熱い人なんだろうか、仲は良いのだろうか……もちろんそういうことを抜きにしても好きになるのですが、中の人がどんな人なのかを知ると、より一層作品愛が増すという経験がお有りの方も多いでしょう。
そんなキャストに生で初めて会ったのは、私の記憶が正しければ映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の大阪での舞台挨拶でした。舞台挨拶があることを直前に知りまして、なんとかチケットを取って参加したことを覚えています。いつもテレビの中で見ているキャストの面々が目の前に現れた時、とてもとても感動したことを覚えています。
私はこれまでアニメ関連の中の人のイベントには参加していました。特撮と違って、アニメはキャラクターvs声優という関係で、ある意味切り離されていて、声優さんに直接お会いしたとしても、それは声優さんにお会いしているという区切りが自分のどこかにはあったように思います(もちろん、あのキャラクターの声優さんだああああ、って思いはしますよ)。しかし、特撮の場合、もちろんスーツを着て変身するとはいえ基本的に演技は本人たちがやるわけです。すると、その本人たちを目の前にすると、自分は今ニンニンジャーに会っているのか、それともキャストの人たちにキャストとして会っているのか、混乱してしまうのです。

ただおそらくは、ニンニンジャーとして会っているし、キャストの人たちもヒーローを演じてくれていることは分かります。それは、時折「素が見える」と感じるからだと思います。そして素が見えると、その人の人となりが、キャストたちの仲の良さが一発で分かってしまいます。その後、英雄祭にてまた直接キャストを見ることができる機会がありました。そして、もう大体分かってしまいました。ニンニンジャーのキャストはとても仲が良いし、楽しそうだし、だから見ていてこっちも笑顔になる、と。

スケジュールの関係上、東京ドームシティのGロッソでの素顔の戦士たち、すなわち中の人が登場するショーは見れませんでしたので、英雄歳を最後にキャストの人達を生で見ることはありませんでした。なので、今回のファイナルライブツアーが久しぶりの機会でした。

ファイナルライブツアー

ファイナルライブツアーは二部構成です。第一部はヒーローショー。実際のキャストが登場する豪華な内容です。そして二部はトークショー&抽選会&ライブ。合計で約2時間弱と、非常に濃い内容でした。

ヒーローショーのストーリーは結構ちゃんとしていました。牙鬼家を倒して、それぞれの道を歩みだした天晴達。ある日、ニンジャ祭りと称して、ニンニンジャーに会えるというイベントが開かれると聞いた面々は、そんなはずはないだろうと、知らず知らずに集結することになる。そこで待っていたのはニンニンジャーに扮した妖怪たち。牙鬼家復興を企む祈祷師・臥待天骸(ふしまちてんがい)が裏で糸を引いていたが、その真の目的は、十六夜九衛門もとい牙鬼新月の力を取り込み、自身が世界を支配することであった……というのが大筋となります。

霊体という設定とはいえ九衛門が登場したり、フタクチオンナやネコマタなどこれまで登場した特徴的な妖怪たちも活躍、またジュウオウジャーも応援に駆けつける、そして何より天晴を始めとしたニンニンジャーの面々が目の前で演じてくれるということに、感動もひとしおでした。客席に登場することもありましたので、その姿を、これまで以上に目の前で見ることができて、あぁ彼彼女らは本当にニンニンジャーなんだなぁと、よく分からない感情が押し寄せてきたことを覚えています。

天晴のこと、みんなのこと

千秋楽前日と千秋楽の2回見に行ったのですが、前日とても心配していたことがありました。それは天晴がとてもとてもとてもとても緊張している、ということでした。他のキャストと比較して明らかに素が見える回数が多くて、一つ一つの演技をなんとかこなしていると感じてしまうほどにはぎこちなさが見え隠れしていました。これはヒーローショーの間だけでは無く、トークショーなどでもそうでした。司会のお姉さんや他のメンバーが目に見える形でフォローする場面もありました。何か大きな失敗をしてしまうんじゃないだろうかと、見ているこっちがハラハラするほどでした。

いろいろ考えていました。多分、緊張するんだろうな、最後の公演だから、これまでの公演以上に緊張しているんだろうなと思っていました。千秋楽の公演で、失敗せず、上手く大団円で終わってくれたらいいなって思っていました。

そんな不安の中、千秋楽を迎えました。そして千秋楽に登場した天晴は、堂々としていました。緊張していないといえば嘘になりますが、しかし前日と比べて目に見えるほど見違えていました。天晴だけではありませんでした、他の面々も皆、どこか昨日と比較して、いい意味でリラックスできていたと感じました。


そしてその理由は、これは私が感じたことではありますが、千秋楽最後の一番最後の、キャストたちのコメントを聞いて分かりました。
最後のキャストたちのコメントは、正直なところ、涙なしには聞けませんでした。それほど熱がこもったコメントをひとりずつしていました。各人、コメント内容はもちろん違うのですが、その違う中に皆同じ思いが含まれていました。それは、ニンニンジャーを演じられるのは本当に今日が最後だ、ということでした。

それらの言葉を聞いて、私は、最終日は緊張とかそういうのよりも、もう演じられなくなるんだという想いの方が上回っていたのではないかと思いました。「一言一言演じるたびに、あぁもうこれ演じられないんだなって……」という、シロニンジャー役の矢野優花さんのコメントは印象的でした。その言葉を聞いた時、涙してしまいました。ニンニンジャーというヒーローは、とても華やかで、見ている人たちに勇気をくれて、憧れで……でも終わってしまうんだなって、改めて気付かされました。約1年間の放送は、長いようで本当にあっという間だったと視聴者である私は感じましたが、演じていらっしゃるキャストの面々も同じ想いだったようです。

ファイナル!|矢野優花オフィシャルブログ Powered by Ameba


スターニンジャー役の多和田秀弥(たわだひでや)さんが、コメントの中でヒーローと夢について話されていました。芸能界に入る前は夢も目標もない人間だったが、芸能界に入った時にヒーローになるという「夢」が漠然と浮かんだ。そしてそれが段々夢から「目標」に変わり、現実にするまでは辛かったが、ついに掴みとり現実となり、そして演じきることができた、ということ。小さい頃から特撮モノを見ていて、ヒーローというのはその見ていたヒーローが永遠のヒーローになるということ、今見ている子どもたちは、ニンニンジャーが永遠のヒーローになるのかもしれない、ということ……。
約1年という期間でしたが、間違いなく私の心には永遠に残り続けるヒーローとなりました。

FLT大阪〜FLT終了の巻〜です|多和田秀弥オフィシャルブログ「TAWA-BLO.」Powered by Ameba



コメントの中でこれも共通的だったのは、何度もしんどい時はあったけど、応援してくれるファンの人達、スタッフの人達、家族の顔が自然と浮かんできて、頑張ろうと前に進んでこれた、ということでした。当たり前の言葉に聞こえるかもしれないのですが、本当に皆、心から辛さと感謝の言葉を述べていらっしゃいました。
印象的だったのは、キニンジャー役の中村 嘉惟人(なかむら かいと)さんのコメント。あまりに辛くて、家で親に理不尽に当たってしまったことが何度もあったけれども、何も言わず受け入れてくれた、それがほんとうに嬉しくて、そして本当に助かっていたということ。
凪くんはまだ若いのに、ちょっとしっかりしすぎだと思っています。舞台上ではいつも周りをフォローする役で、まるで本編と同じだなと思ってしまったりもしました。

FLT in 大阪!|中村嘉惟人オフィシャルブログ Powered by Ameba


「学生生活が遅れてやってきたようだった」

もう一つ、コメントで印象的だったことがありました。それは、皆、毎日同じ現場に行って同じご飯を食べて同じ仕事をして……ということがとても楽しかったということでした。
特に、モモニンジャー役の山谷花純(やまや かすみ)さんの話は、涙なしでは聞けませんでした。
実はニンニンジャーの主演キャストの中で一番芸歴が長いのが山谷花純さんだという事実を私は知りませんでした。2007年に芸能界に入って、そこから下積み時代をずっと過ごしていた、名前もないような役も多く、それでもとにかく必死に前に進んでやってきて、そして掴んだのがニンニンジャーのモモニンジャー役だったということ。「私にしか演じられない役をもらった」という言葉はとても重かったです。サプライズで、仙台のお母さん妹さんおばあちゃんが見に来ていらっしゃったようで、そのことに舞台上で気づいたそうで、それも相まって、すごく涙もろくなっていらっしゃっていました。
とにかく前のめりにやってきたから、学生時代も殆ど周りと話すこともなく終わったそうです。だから、「毎日同じ現場に行って同じご飯を食べて同じ仕事をして」ということが、本当に楽しくて、「学生生活が遅れてやってきたようだった」と涙ながらに語られる姿は私も泣いてしまいました。

ヒーロー|山谷花純オフィシャルブログ「Yamaya's Diary」Powered by Ameba

俺は一生天晴です

そうして、アカニンジャーこと天晴、こと西川俊介に戻ります。最後の天晴のコメントは、実は他のキャストと比較すればとても短いものでした。ただ、想いが、一挙手一投足から伝わってきました。コメントの最後の言葉として「俺は一生天晴です」という言葉、いや叫びが出てきたことが、全てなのかなと思いました。

冒頭に、天晴が緊張していたという話を書きましたが、もう少し大きなスケールで見れば、そもそもニンニンジャーの赤を演じるということ自体がもう、とんでもない重大なことであって、ずっとプレッシャーと戦ってこられたのではないかと思います。天晴のコメントの一番最初の入りが「40周年という記念作品の赤を演じるということに驚いて」というところからだったのも、それが伺えました。

なんというか、すごい良いキャラクターだなぁ、ずるいなぁという(笑) これは演技がうまいということかもしれないけど、実際の役としてと、現実のギャップが一番ないのが天晴かもしれない。「何言ってるか全然わかんねーよ」って、すごくシンクロするんですよね。そして、何より前に前にと突き進むさまが、とても似ていると私は思います。本編でも、決めるべきところを決めてきたのは他でもなく天晴でした。

正直、まだヒーローやりたいしニンニンのメンバーともまだお芝居したい。寂しいけど、ファイナルが終わったということはこれから更なる夢に向かって僕達が羽ばたく瞬間でもあります。
ニンニンジャーは『夢』というワードを大切にしてきました。
天晴のようにみなさんも恐れずにどんな事でもまずは挑戦をしてほしいです。
そして夢を叶えてください。
夢を叶えて見る景色は絶景です。
夢の先には更なる夢も同時に生まれます。
人は死ぬまで夢を追い続ける生き物だと思います。
僕も更なる夢に向かって頑張ります。

ありがとうFLT!!|西川俊介オフィシャルブログ Powered by Ameba

終わりに

なんというか、いろいろ書き足りないというか、上手く書けない、言語化できないというのが正直なところでしょうか。でもイベントは感じるものだから仕方ないね。それと、歌手のお二人とかアオニンジャーことヤッキーこと八雲こと松本岳さんにあまり触れていないのも特別意味は無いから深読みしないでよねっ。言語化って難しいね。
ファイナルライブツアーのDVDが発売されたら、また何か書こうかなぁと思います。思い出すことも多いでしょうし。それから、年末に書こうかと思っていた、ニンニンジャー話数単位選もGW期間中に仕上げられたらいいなぁと思っています。


何はともあれ、ニンニンジャーのキャストの方々、そして関わっていらっしゃったすべての皆様、お疲れ様でした。



しーのーばーずーーーーーーわっしょーい

20160429172024