二次元を三次元に重ねたり、三次元を二次元に重ねたり
リアルの人に対して「あぁ、この人は二次元のキャラで言うと○○だなぁ」と思う人もいるようです。私の知り合いの方で、このように思う人がいますが、どうやらその知り合いは直ぐに自己嫌悪に陥るそうです。
誰しも、二次元キャラが現実にいたらなぁと考えたりするわけなんですが、妄想のお話になってしまうので、当然「現実味」はないわけなんですよね。ですが、つい最近、イカ娘というアニメ作品を見たことと、またイカ墨炒飯を食べたことで、二次元と三次元が繋がりました。
イカ娘は"い"るんだよ?
昨日の昼食に利用した中華料理屋で、イカ墨炒飯がメニューとして存在しました。つい最近イカ娘にハマった方ならば、まず間違いなく「この墨は、もしかしたらイカ娘が吐いた墨なのかも」と思うことでしょう。私も、直ぐにそういった思考をしました。
この時、「ルイズが現実にいたらなぁ」の妄想と違うところは、実際にイカ墨炒飯が、自分の目の前に出てくるところだと思います。ふと感じた「もしかしたらイカ娘が…」という妄想が、まるで現実となったかのように、イカ墨炒飯として出現するのです。
さらにすごいのは、このイカ墨炒飯が実際に美味しいか美味しくないかは別として、妙な味に感じる、ということです。まず最初に思うのは「うわぁ、これイカ娘が吐いたものか…」という嫌悪感です。やはり、嘔吐物ですから、生理的には受けつけにくいものです。しかし同時に、これはもう気持ち悪いと思われるかもしれませんが、「これイカ娘が吐いたものじゃん。すげぇ、イカ娘が厨房の裏で吐いてるよ」という気持ちになり、一気にイカ墨炒飯の味が変わります。美味しいか美味しくないかは別として。
カレー食ってる時に…
カレー食ってる時に…の話とは違い、イカ墨炒飯食ってる時に…というのは、マイナスよりも寧ろプラスに感じられるのではないか。少なくとも、私はプラスに感じてしまいました。まぁ、そう感じてる自分キモカッコいいっていうのもあるとは思うのです。地獄のミサワ風に言うならば「このイカ墨炒飯の墨は、イカ娘が厨房の裏で、頑張って吐いてくれているに違いない…。(イカ墨炒飯、初めて食べたけど、薄味すぎるなぁ…)」といった感じでしょうか。