今年もやります! 表題の通り2012年のアニメの中で心に残った主題歌を発表したいと思います。まずはオープニングです。ちなみに昨年も同様のことを行いました。
10本には絞れない? 2011年、アニメOP選
2012年も間もなく終わりですが、1月期に放送されたアニメなんかは結構忘れていたりします。こういう言説に対して「消化する感覚でアニメを見ているからそういうことになるんだ」旨を思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この言葉をもう少し厳密に言うと「全部全部の詳細の詳細まで覚えていないが、とても素晴らしかったアニメがたくさんあった」ぐらいの意味なんですよ。
だから何だって話なんですが、年末のこのぐらいの時期に、アニメを振り返って整理すると記憶の定着にもいいんですよ。今年もこんな素晴らしいアニメに出会えたんだなぁって、かみしめられる。実際、選出のためにアニメを振り返っていましたが、「あぁ、こんなにも沢山のアニメに接したんだなぁ」と感慨深くなってしまいました。
さてOP選に関しては以下の3本を書こうと思っています。
- 本選出(本記事)
- 可能な限り10選に抑えようとしましたがどうしても溢れてしまったので13選
- ノミネートしたけど泣く泣く外した(執筆予定)
- 本選出に負けず劣らず素晴らしかったもの。明確な差というよりも感覚的な問題
- 番外編(執筆予定)
- ちょっと特殊な感じの選出をしてみました
またED選も執筆予定ですので、しばしお待ちください。もちろん話数単位10選もやりますので、しばしお待ちを。
話数単位は更新しました。 ED選も更新しました。
というわけで前説はこのあたりにして、早速見て行きましょう! 参考のために、2012年に放送されたアニメのうち私が視聴している作品数は、深夜アニメに関してならばほぼ全て見ています。ただし一部だけ見て録画が溜まっていたり、全部のアニメを深く考察できているわけではありません。「全部見た!」と自信を持って言えないところが辛いところであります!
「キルミーのベイベー!」
「わさわさしてきた」
「きるみーべいべええええええええ」で始まるオープニングをみなさん覚えていらっしゃいますか。このアニメ、御存知の通り2012年のアニメなんですよ、私もびっくりデスヨ。
さて、一部ではキルミアンという言葉を生み出すぐらいには特徴的でありましたキルミーベイベーという作品。そんな作品のOP。独特のふにゃふにゃした音楽で、一言で表せば「不安になるOP」です。
本作品はギャグもので、主要二人+1+1が繰り広げるボケとツッコミの応酬が見所だと私は思っているんですが、ちょっと人間離れした人達が出てくる作品でしたから(暗殺者、忍者。没キャラは人間ですか?)、それにふさわしい宇宙人OPだったと思います。
アニメ実況用語で「OPだけ見にきました」ってあるんですが、本当に本当に本当にOPだけのアニメはOPすら見てもらえないんですよ。本作品に用いられる「OPだけ見にきました」はかなり肯定的だったんじゃないかと私の感覚では思います。
なぜこのOPがこんなに素晴らしいかというと、OP内でキャラクターたちに躍動感があるからです。OPを見ているだけで、ある種、アニメを見ている気になれてしまうんですね、冗談ではなく。やすながバカだったりソーニャちゃんがうがーってなったり、没キャラが居たり忍者の人が謎だったり。人によっては本編よりもOPのノリが良い、なんて人も居たんじゃないでしょうか(推測)。
というわけで、私が素晴らしいと思うOPの基準の一つが「主題」であり、それはOPがアニメ本編と密接に関わっていることがありありと分かることが重要で、そういう意味で、本作品は素晴らしいOPでした。。
映像の中でもお気に入りのシーンは、ソーニャちゃんがやすなを殴ってその勢いでタコ足な宇宙人さんたちをぶん殴って「ふんぬっ」とポーズを決めるところ。小気味よすぎます。またOP最後の「キルミーベイベー キルミーベイベー キルミーベイベー キルミーベイベー ドーン」は印象に残りすぎています。
LV0 キルミーベイベーのOP?どうせ典型的電波OPだろ?どうでもいいよ…
LV1 映像はあんまり動かないな。ってかこの主人公何でワサワサッしてんの?
LV2 発色は綺麗だな。「キルミーベイベー!」ってのはなんか結構いいかも。
MAX \\ キルミーベイベー ドオオオオオオン//
関連リンク:
「Happy Girl」
「はっぴはっぴがー」
天使の羽が見える(@iwriさん)
マジ天使すぎる(@thun2さん)
※感じ方には個人差があります
キルミーと同様、本作品も2012年なんですよ、もう驚きです。
本作品はネットでは評価が結構分かれていたと思いますが、私個人としては大切な作品でした。可愛い女の子が登場すること、そしてそれぞれが懸命に生きようとしていること、が見えたことは私の心を打ちました。
OPはなんといってもハピガです。こういう略し方をすると乙って言われかねないんですが、でもですよ、OPの「はっぴはっぴがー」って最高じゃないですか。別に「ハッピハッピガー」って叫びたいだけじゃなんですよ。もちろんそういう意図がないわけじゃない。
でも本当の本当の所はやはり、キャラクターの可愛さにあると思う。本当に可愛くて、そして彼女たちは天使だった。
OPで特にお気に入りは、先程も引用しました
ですよ。
ひなちゃんの動きがたまらないのですよ。思わず真似したくなる可愛さです。可愛さという観点で言えば、2012年No1だと思います(異論は認めます)。
関連記事(自ブログ):
- 「おいたん、だえ?」だけで100年は戦える。
- 『パパ聞き!』のひなちゃんの笑顔を見ていると、あぁ生きてていいんだなって思う
- 高度なブヒもしくは智花ちゃんマジ天使
- 『パパのいうことを聞きなさい!』はリアルすぎて辛い…だけど超面白い!
関連リンク:
「Let's go! スマイルプリキュア!」
- 作品:『スマイルプリキュア!』(2012年2月-)
「躍動感あふれる」
初めて見た時、衝撃が走ったOP(前期)でした。OPというのは作品ありきであるべきだと私は思っていますが、まさしく主題歌と呼ぶにふさわしいです。
「スマイスマイスマイスマイ」から始まる冒頭シーン、サビ前の「ハッピーサニーピースマーチビューティ、れっつごー」のシーン、躍動感が半端ないですよ。思わず「明日から本気だす」とか思ってしまうぐらいには素晴らしい(しかし実際のリアルタイム視聴時には、プリキュアが終わると「日曜日終了」とか言ってる)。
更に更にお気に入りは、マーチのどすどす高速走り。かっこよすぎて度肝抜かれます。何が凄いって、ドスドスと重みがあるように見えるのに超高速で動くところ。ちなみにマーチの走りだと、OPよりも第4話「直球勝負! 風のキュアマーチ!!」における、コンクリートの橋を下から上に向かって走るシーンのほうに私の中では軍配が上がります。
さらにOPで言えば、サビ後半、ビューティさんの剣の必殺技時に、ヒューンって目元に寄る瞬間とか永遠ループ指定ですよ。かっこよすぎ。
また、サビ入って1回目の5人全員順番に登場するシーンの、ビューティ→ハッピーのところの、「ビューティーが口から氷の息を吐きながら後ろへフェードアウト→ハッピーが人差し指からビームを発射せんと上から入り込む」シーンは最高。こちらもループ指定。
可能な限りリアルタイム視聴しているとはいえ、飛ばす必要のない、毎度見たくなるOPです。
「太陽曰く燃えよカオス」
「Let's\(・ω・)/にゃー!」
2期も決定して良かったね、ニャル子さん!
言わずもがなOP。ニコニコ動画での流行りの瞬間最大風速はとんでもないものだったと思います。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」ばかりがピックアップされやすくそれだけOPだと思われがちなんですが細かい部分もとても良いです。
例えば、「いっきものじゃなーい」という、ちょうどAメロ開始すぐの部分、シャンタッ君がお風呂の桶に浸かっている部分、超和みます。思わず「いっきものじゃなーい」と口ずさんでしまいます。また、サビ前のニャル子さん全体舐めまわしカメラ視点は素晴らしすぎます。
確かに何気ない短いシーンなんですが、こういった細かな気に入る点がありますとOPを何度でも見る気になってしまうんですよね。「飛ばそう」という気が起こらなくなるのです。
さらにさらに、サビ最初部分、真尋家から「ニャル子+真尋 → クー子 → ハス太」の順で飛び出すシーンも見ているだけで「ほわー」っとなれる素晴らしい動きです。
そして何より歌が良かったというのは大きい。映像も歌も良いのだから、そりゃ素晴らしいOPになるってもんですよ。2期も期待しています。
関連記事(自ブログ):
関連リンク:
「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」
- 作品:『モーレツ宇宙海賊』(2012年1月-6月)
-
- 作詞・作曲・編曲 - 前山田健一
- 歌 - ももいろクローバーZ
「キャーチアキチャーン」
モーレツ宇宙海賊、通称「モーパイ」のOPですが、私はハマリにハマりました。この曲を、ももクロが歌っているからという理由で「ズコー」とか言うのが一部で流行ってましたが、あなたがそうやって「ズコー」とか言っている間に私は「キタワァ」と思いながら毎度OPを眺めておりました。ヒャダインさんはやはりいい曲作るで。
特にお気に入りは、サビに入った瞬間の、以下の部分。
キャプチャだけでは伝わりませんが、サビに入るまでの「ドドドー」って進むテンポから一転、「しゅん」って時間が固定されたかのように止まったように感じるんですよ。しかし空の星は高速で流れており、なんとも言えない感覚に襲われます。
そして何よりチアキちゃんが良い! 凛々しいし立ち向かってるし……これはもう言葉にはできません。
アニメのOPというのは別に歌単品だけで評価を決められるものではありません。もちろん歌だけが気に入る場合があるとは言えです。ももクロだから、というだけの理由で忌避した人も居るかも知れませんが、それはちょっと勿体無いなぁと個人的には思います。
こういうことを言うと「お前だって一般歌手のアニメタイアップを嫌うじゃないか」みたいに言われることがあるんですが、私も一般歌手のアニメタイアップ曲全てを忌避しているわけではないのです。前述したように、OPというのはやはり作品ありきだと思っていて、単に曲と映像を合わせてみました、というようなものが嫌い、というただそれだけです。
どちらにしても、モーパイOPは素晴らしいものでした。2014年冬の劇場版が今から楽しみです。
「Burst The Gravity」
「ヒェア!ヒェア」
Aメロに入るまでのラップっぽい感じのところ、スゲー好きです。タイトルクレジットと共に「あーくせるわー」となるAメロ前の部分は何度見ても滾ります。
さてアクセル・ワールド後期OPです。2クールものはOPやEDが変化することが多いですが本作品もそれでした。主人公たちが成長するタイプの作品では、前期→後期の切り替えでは、アニメーションが大きく変化することが多いです。具体的には前期は各キャラクターの説明調になりがちなのですが、後期の場合はある程度成長してさらなる進化を目指す、という内容になる傾向にあります。オープニングアニメーション内で描かれるストーリーが大きく変化するのです。
例えばセイクリッドセブンという作品では1クールですがOPとEDが変化しました(正確には、前期OPと後期OPの曲が入れ替わり、映像が新しく作られました)。その場合、前期では各キャラクターをぱっぱと見せた後、主人公のアルマとライバル、そしてヒロインの3人がちょこっと描かれる程度でしたが、後期OPでは戦闘シーンがりがり描かれました。
アクセル・ワールドもそうで、新キャラクターの紹介を据えた上で、主人公であるハルユキくん、そしてこれまで戦ってきた仲間がもう存分に「戦えるんだ」という様子を見せてくれます、共闘する様が描かれます。いいですねー。
本作品は「ちっくしょおおおおお」→「いけえええええええ」→「おっしゃあああああ」みたいなノリで見れるのですが(どんなだ)、OPもそれに合っており、素直にカッコいいなぁと思ってしまいます。曲がこれまた合うんですよ。
何度も何度も述べていますが、作品とどのくらいシンクロしているのかという部分は本当に大事なんですよ。私がアクセル・ワールドという作品をアニメで知って、楽しんで……という過程の中で、OPは少なくない影響を与えてくれました。
特にお気に入りは、最初にも述べたようにAメロ入るまでの部分と、そして最後、アッシュ・ローラーのバイクにシルバー・クロウ(ハルユキ)を載せて夕日の中を走るシーン。バイクのシーンはかなり短いシーンなのですが、アッシュローラーの顔アップ→徐々にズームアウト(タイミング不規則)→夕日をバックにバイク全体、とぐぐぐっと引き込まれる何かがあります。
via 【アクセル・ワールド】後期OP『Burst The Gravity』が「ヒェア!ヒェア!」カッコイイ! 1クールに一回は「ヒェア!」しないとな!| おたなめっ!
「お後がよろしくって…よ!」
「よいよい!」
あぁもう、曲が素敵で且つ映像も素敵なら何も言うこと無いですよね…。神前暁さんの曲はどうしてこうも良曲が多いのでしょうか……。「よし、じょしらく始まったぞ!」と安心させてくれるそんなOPです。
お気に入りのシーンをピックアップして語ります。
サビ前のシーン。「まわってー」「やああああああああああ」と毎度叫んでいました。皆でジャンプの何と気持ちのよいこと。アニメOPってサビ前を気に入ることが多いんですが、このジャンプシーンも一発で気に入ってしまいました。
続いてこちら。何が良いかって、苦来ちゃんがもう可愛いのなんの。手寅ちゃんに後ろから操られているわけなんですが、その最中も「何?」って感じで本当に素の感じで踊っているのがめちゃくちゃ可愛いんですよ。もうびっくりですよ。
そして……
このシーンの苦来ちゃんの可愛さが異常。アリエナイ。なんて言ったらいいんでしょうか、可愛い要素が全て詰まっているんです。寒さに震えている、しかし顔は青ざめてはいない、どころか頬を赤らめている、且つデザインがちょっと丸っぽい且つ黒髪が必要最低限に映されており且つ可愛い帽子がある……たまりませんよもう。
このシーンは歌詞で「無駄打ち話も良か良か(ヨイヨイ)」となるんですが、(無駄打ち話も良いし、苦来ちゃんはもっと)よいよい!」って自分で補完しながらいつも歌っていました。それぐらい可愛かったのでした。
関連記事(自ブログ):
「リアルワールド」
「最初から最後まで良すぎる」
このOPは私が語るまでもないのかもしれませんが、とんでもなく良いOPですね。初めて見た瞬間から完璧に虜になっていました。言葉にすると陳腐になっちゃいそうで嫌なんですが、本当に曲と映像がマッチしていましてですね、まさに「中毒」状態です。特にお気に入りのシーンを語っていきます。
イントロ部分、「ぱっぱっぱらっぱ」→「首傾げ」のコンボは最強過ぎてなんどでも見たくなります。一瞬「わたし」が静止して(厳密に言うと、瞳だけが大きくなって)、それから「首傾げ」になるんですが、この間(ま)がたまりません。ふわーっとなりますよ、ふわーって。
初めて見た瞬間から完璧に虜になったと前述しましたが、心奪われたのはまさしくこのシーン。サビ最初、ベッドの上で「わたし」が死んだような目で左右に揺れるこのシーン。狂気を感じて、ゾクッと来て、気づいたら何度も何度もこのシーンだけ再生したのを覚えています。
最初から最後まで全部すごいOPです。岸誠二さんが関わるOPはハズレが無いですホント。なんか短く書いてますが、見たことがない方は、ぜひその目で見て欲しい。
2分8秒くらいから。
「Q&A リサイタル!」
「綺麗でコミカル」
なんとも元気になれるOPです。絵コンテ・演出を担当されている出合小都美さんについて調べていたら、過去に担当されているOP、特に『神のみぞ知るセカイ』無印、2期共に担当されているのですが、どちらのOPも大好きだったので、「なるほど」と思ってしまいました。
何が「なるほどか」っていうと、こう、小物っぽいものを使って発色良くやってくれる、みたいな感じ。この感覚については、出合小都美のOP・EDのメモ - あしもとに水色宇宙という記事が綺麗にまとまっていて素晴らしいので、一読をおすすめしたいです。
本OPを見てもらうと分かるんですが、二人(2つ)というものに焦点が当てられているんだなぁと素人な私でも分かります。
2つのものを分割する演出手法それ自体は多分一般的なんですが、そこにどういう意味を見出すのか、という点が面白いですよね。本作品は主人公二人の甘酸っぱい感じの青春を描いていると思うのですが、率直に受け取るならば、接近してなさそうで実は(物理的にも精神的にも)接近している、ということを現していますよね。
以下の部分が一番好きです。後ろでは、細かなものが大量に画面左端から右端へ流れていっています。一組はすれ違いながらも一組は対角線上に。
発色の良さという意味では、以下の部分が一番のお気に入りです。僅か1秒程度のシーンですが、とても「カラフル」で目を奪います。
以下、開始約30秒からOPが始まるのでぜひ一度ご覧になってみて下さい。
「神様はじめました」
- 作品:『神様はじめました』(2012年10月-)
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- 作詞・作曲・編曲 - 真部脩一
- 歌 - ハナエ
「奈々生ちゃんの可愛さが余すこと無く」
本OPは、奈々生ちゃんの可愛さを切り取って、最初から最後まで繋げてある感じです。どういうことかというと、数秒おきにパーっと場面転換が起こって、奈々生ちゃんの行動・服装・表情全てが変化しているんです。
だからこそでしょうか、「あれも奈々生ちゃん、これも奈々生ちゃん」と、見るたびに、ただでさえ可愛い奈々生ちゃんがますます好きになってしまうのでした。
もう一つ特徴的なのは、主題歌の歌詞が背景に大きな文字で書き込まれていることです。何気ない演出なんですが、きちんと背景に溶け込んでおり違和感を感じさせないのが凄いなぁと思います。歌も相まって、本作品の柔らかさが伝わってくる素晴らしいOPです。
「神様はじめました」 | 【アニメ】はバンダイチャンネル
バンダイチャンネルでは1話無料配信しているので、是非ご覧になってみてください。OPは開始直後に流れ始めます。
以下はPV。
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「SELF PRODUCER」
- 作品:『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』(2012年10月-)
「頭おかしいんじゃないのか(褒め言葉)」
通称「おにあい」のOPです。今まで見たアニメの中でも強烈に印象に残ったOPです。何が素晴らしかってケシカランことを真面目にやっていることが本当に素晴らしい。ただのエロじゃない所が良い。
開始早々、事後っぽい感じで全裸な皆様が寝起きで登場。続いて、昨今の規制などなんのその、パンツやオッパイを余すこと無く見せる。
Aメロは、4人のヒロインが「ネバネバ」を連想させるシチュエーションが続く。秋子は歯みがきをして、水で口を濯いで捨てて「眠いなぁ」と寝ぼけながら「口から濯いだ水が垂れている」。アナはリコーダーを少し演奏してからそっとリコーダーを口から離す(この時、唾液が糸を引いているようにしか思えない)。ギンギンは、ガムを噛んでいて、膨らませた風船が割れて顔に張り付く(鼻と鼻横とほっぺという、何がしかの液体が掛かったように)。会長は、ドロドロアイスを胸に垂らし、口からどろどろを垂らさせている。
そしてサビ。秋子はどう見ても完全に入っている。アナは完全に舐めている。ギンギンはダイナミックパンチラから馬乗り、会長はひたすらに追いかける(その後どうなったかは誰も知らない)。
というかですね、秋子の腰の動きがマジでエロすぎてエロい。本当に細かく動いているので、きっちり10回は繰り返し再生しながら見るべき。きちっと後ろに引いて前に動かしていることが、映像から分かるんですよ。これは凄いことですよ。
なんて言うんですかね、おにあい神、と手放しで言いたいくらい素晴らしい。このOPを見た瞬間私は多分BDを買うことになるんだろうなと思っていたんですが、本当に買うことになりました。
OPだけで購入を決めたわけではもちろん無いんですが、この作品にこのOP有り、というものを見せてくれたことが嬉しくて、購入を後押ししたことは間違いありません。おにあい神。
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「Sparkling Daydream」
- 作品:『中二病でも恋がしたい!』(2012年10月-)
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- 作詞・作曲・編曲・歌 - ZAQ
「左右チカチカ」
これまた言わずもがなOPだと思いますが、素晴らしいものは素晴らしいのだから挙げるしかありません。何度でもみたいという中毒性があります。ちなみに私は初期Verすなわち目がチカチカする方が好きです。なぜかって言うと、疾走感っていうんでしょうか、スピード感を感じることができるからです。
さてこのOP、もちろんチカチカするところが大好きなんでありますが、それと同じくらい、始まりからタイトルロゴの部分までが好きなんです。「光チカチカ、雲、タイトルロゴが登場」という、キャラクターは誰一人登場しないのですが、スーッとタイトルロゴに吸い込まれていってしまうんです。ずっとタイトルロゴを見続けていたい、と思うぐらいには。
そしてチカチカシーンですが、細かいキャラクターの動きが本当に可愛いんですよね。モリサマさんの胸がちゃんとたゆんたゆんしてたり、凸守の左右に揺れるときの顔の上下運動とか最高。じーっと凸守だけを眺めていたくなります。本OPはニコニコでは「(σ回ω・)σ←↖↑↗→↘↓↙←↖↑↗」というコメントが弾幕として流れることが多いのですが、それ以外の部分も全部良いのでぜひぜひ最初から最後まで楽しめば良いと思います。初めて聞いた瞬間、間違いなくCD買うことになるなと思ったOPでした。
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「ジョジョ 〜その血の運命(さだめ)〜」
- 作品:『ジョジョの奇妙な冒険』(2012年10月-)
「作品ありきであるべき」
さていよいよ最後となりました。ジョジョ(1部)です。曲のタイトルを見れば分かりますが、もう明らかに「作品ありき」の主題歌なんです。合いの手に「ジョジョ」って入るし、「その血の運命(さだめ)」はタイトルだけでなく歌の中にも熱く登場します。またイントロ部分に原作シーンをトレース(書き直し?)したものが持ってこられていますがこれもまたかっこいい。なんというか「分かっているなぁ」と言いたくなるんですよ。初めてジョジョを見た人にとっても凄く印象が残るし、思わず「カラオケで歌いたい」と思わせるOPだと思います。見ているだけでジョジョ1部の世界観にどっぷりつかれるんです。
作品ありきについて、「それって当たり前じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、数あるアニメの中でも、ここまで作品ありきのものはやはり少数だと思います。単に原作リスペクトしているから作品ありきなのではなく、その作品に沿った曲・アニメーションになっているかどうかがポイントです。
アニソンを守るためには|田中公平のブログ My Quest for Beauty
主題歌とは?、、、、そのアニメ作品の『顔』である事は疑う余地はありません。
その作品の世界観とか、色とか、キャラ、ストーリーに則した楽曲でしか、
『顔』には成りえない、と言うのがどう考えても普通の思考。しかし近年、全くその作品と違う楽曲が主題歌として採用されると言う
どう考えてもおかしい現象が、起こって来ました。つまり『顔』のふりをしたオバケみたいなものです。
アニソンを守るためには|田中公平のブログ My Quest for Beauty
『顔』のふりをしたオバケとは言い得て妙だなとは思います。もちろん十把一絡げにまとめたくない気持ちはありますが、これは逆説的に言いたいことですが、もっと作品ありきであることを強く強く感じさせてくれる主題歌に出会うことができたら最高に幸せだなぁと思います。
『アニソン』とは、そのアニメに対する『理解』であり『リスペクト』であり、
つまり『愛』が基本の楽曲の事。まず最初に『アニメ作品ありき』の状態から、派生した楽曲であるべき!
アニソンを守るためには|田中公平のブログ My Quest for Beauty
だと思うのです。
ただ間違えないで欲しいのは、これは私個人の思いですが、あなたがその主題歌を素晴らしいと思ったのなら、その主題歌は素晴らしいということです。
終わりに
というわけで、ここまでお読みいただいてありがとうございました。冒頭にも書いた通り、他にも素晴らしいOPが沢山ありますので、選出記事は引き続き執筆していきます。
2012年も沢山の作品そしてOPに出会うことができました。来年も素晴らしい作品に出会えることを祈っています。私も、そしてみなさんも。
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