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隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

(ネタバレ無し)『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』は見に行って損はない

花咲くいろは 映画

何かタイトルが上から目線なんですが気にしない方向で。


さて、見て参りました。上映時間66分と短い。1800円払ってまで果たして見に行く価値が有るのかどうか、というところを悩んでいる方も居らっしゃるのではないでしょうか(もしくは今66分だという情報を知って「うっ」となった方も居るかもしれない)。

ただ、そういう形で悩んでいる人ほど行ったほうが良いと思っています。つまり、そういう風に悩んでいる人は「見たいんだけど」という前提があると思っているからです。
もっと厳密に言うと、本放送を全部とは言わなくても、ある程度は見ていてキャラクターを知っている、各キャラクターの背景をある程度は知っている、ということです。
そしてそういう人であれば、66分という長くはない時間で繰り広げられる物語にグッと来るものがあると思っています。

66分ということで、総集編のようなものはありません。ストーリー展開自体も、やはり多少論理的に無理があるだろうという花咲くいろはらしさもあります。だけど、そうは言っても、これは脚本がすごいのだろうか、キャラクターたちが生き生きと感じられる。そして感情が揺さぶられ、私は3度ほど目に涙が浮かびました。


「私、輝きたいんです」


ヒロインである緒花のセリフとして私は多分一番好きなセリフ。今回の映画では、このセリフがキーとなっています。本放送時、この言葉に少しでも思うところがあった方は、まず見に行って損はしないと思っています。
公式の本予告も貼っておきます。



一度も花咲くいろはを見ていない人にすすめられるか、というと大手を振って「はい」とは言い切れませんが、とは言え面白かったことは確か。ぜひぜひ!


最後に、以前書いた記事から一部引用して終わりたいと思います。

緒花から見て、皐月は「母である前に女」であるといいます。「母である前に女」とは、子供(家族)の幸せよりも自分の幸せを考えることだと考えています。事実、作中で皐月は親とは思えない行動を多くとります。「ひっでー親だなw」というコメントも沢山見ました。
だけどどんなに強く気丈に振舞っていても、皐月は「女である前に母」だと私は感じました。なぜならばちゃんと、子どもの成長を見守っているからです。少なくとも「こういうときだけ母親づらして」と緒花に言われるぐらいには。
20110710170952



スイと皐月が家族思いであること、また芯が通った生き方をしていること、これは偶然ではありません。皐月はスイの背中を見て育ったのです。スイの生き方考え方感じ方、全てを受け止めそして反抗しながら成長してきたのです。
皐月が小さいころ、スイと衝突していた描写がありました。こういう描写を見せられると、スイと皐月は、今でも仲が悪いのではないかと感じてしまいます。だけど、それは12話の皐月のあるセリフで吹っ飛んでしまいます。
「間違っちゃいないのよ。そう、母さんはいつだって正しいから。」

なんという心のこもった言葉でしょう。ぞくぞくしました。この言葉だけで涙が出そうになりました。また13話ではスイを気遣うシーンが随所に見られました。
世代間の関係って、本当に素晴らしいものですね。

緒花の日常と覚悟、そして家族の絆

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