前情報もなしにとりあえず1話を見たのですが、なんというかまぁ、結構ゴリ推してくる。
一応念の為ですが、1話のネタバレを含むので、きれいな心でいたい人はお気をつけください。
どのへんにイライラしたか、面白いって思ったのか
まずは端的に箇条書きしてみようと思う。
- いきなり女の子を死なせるのはやめてほしい、しかも車で唐突に轢かれるのは結構しんどかった
- プロデューサー気取りの巽幸太郎が、女の子をモノ扱いしているのが気に食わない
- 巽幸太朗の話し方が気に食わない、すべてのものを決めつけるような話し方は、人をイライラさせる才能がある
- つまり巽幸太朗が気に食わない
正直、ライブのシーンがなければ切ろうかと思うくらいには前半部分でイライラしていたのですよ。なんか雑じゃねって思ってしまったのですよね。ノリが合わないのだろうなと思った。
ジャンル的にはシュールギャグとかに入るんじゃないかなと思うけれども、シュールなら何やっても許されるのかラインの瀬戸際を行っている感はある。
ただ……確かにライブのシーンは面白かった。言葉にしようのない面白い空気が合ったことは認めざるを得ない。
- たえが、歌う前から客席にモッシュ、「少しは尖っとるな」という観客のコメント
- スイッチが入ったかのように突然デスボイス出すゾンビアイドルたち
- 首の骨が折れてるヘドバン(ゾンビだから大丈夫)、シンクロするヘドバン、響き渡るヘヴィなメタル音楽
- 舞台の上の自分を、生前好きだったアイドルに重ね興奮するヒロイン、そして会場にダイブ
巽幸太朗にイライラしていたこともあってか、このライブシーンだけで許せてしまいました。人によっては多分このライブシーンも受け付けないんでしょうが、自分はなぜかここだけは笑えてしまったのです。
多分、巽幸太朗にイライラしてただけで、それ以外の設定とかノリは好きだったのかもしれない。
実はオリジナルアニメ
MAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygamesが仕掛ける共同企画砂浜だという。MAPPAというアニメ制作会社を知らなかったのですが、てーきゅうの3期までを手がけていたりしたのですね。
オリジナルアニメということですが、確かに尖った作品であることは間違いありません。「私たち、生きたい。」「少女達が起こす奇跡の物語(サガ)」「新感覚ゾンビ系アニメ」なんて煽る文言が公式サイトには並んでいますが、確かに1話を見たらそれは理解はできました。
真面目なところで言うと、2話以降このノリを続けられるのか、続けるのかという点がポイントだと思います。ゾンビネタをどこまでどういうふうに引っ張るのか、腕の見せ所だと思います。新感覚ゾンビ系アニメと謳うぐらいなのですから、そこは大いに期待させてもらいたい。個人的には、アイドルアニメになることを望んでいます。