誰がこのサブタイから、今回の展開を予想できたでしょうか。電脳コイルはここ最近ずっと面白いのですが、今回はちょっと趣向を変えたというか、変わった発想の面白さがあったように思えます。
単純に、ダイチの発毛話になるのかとぼけーっと見ていたら、ヒゲですからねぇ。この発想はありませんでした。電脳ヒゲ。調べてみるとちゃんと生きているというから面白い。面白いのは、このイリーガルは非常に感染しやすいということ。みなが続々と感染していく様は見ていて笑えました。そして、翻訳機械をメガばあが開発するあたりからストーリーは加速。メッセージを見るだけかと思いきや、なんと発言できることが発覚した。ヤサコが、ネトゲ廃人のように徹夜するほどはまるシーンは最高でした。さて、次の日には町中のみながヒゲのイリーガルに感染。ヤサコのヒゲの中の世界はどんどん成長する。そして今度は戦争。宇宙計画、ロケット、そして最後に核戦争まで発展したのは笑ったと同時に驚きました。
今回の話は、視聴者にいったい何を伝えたかったのか。発毛から核戦争、そして生物の生き方へと話が繋がるとは思いもよりませんでした。なんだか、とても深い話だったのかなぁと終わったあと考えてしまいました。
