隠れてていいよ

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ソラヲト4話 1円置くんとちゃいまっせ

第3話が面白くなかったわけではないんですが、しかし今回の4話は3話と比較すると格段に面白かったのではないかと。一話通しての話しの流れがスムーズで、起承転結がしっかりとあったと思います。

今回の話をより楽しむには、3話と4話の間にはある程度期間があったという前提で見ることが必要なのかもしれません。1話から3話まではそれほど間があいていないように思える描き方をされていたように思えますが、4話ではおそらくですが、かなりの期間(とは言っても半年とかそういうレベルではないとは思いますが)が空いていたのではないかと。

そうでないと、さすがにカナタが1週間そこらであのレベルまで吹けるようになるとは思いません。毎日毎日必死に練習していたけれど、自分の納得の行く、リオ先輩のような音がでない、どうしてだろう。そういう風にあと一歩が足りない状態のところへ、今回のイベントが発生するわけです。

そして、マイスターの極意、心持ちを聞くことでその一歩を踏み出すことができた、カナタの成長物語が今回のお話であったと思います。
しかしカナタだけではなく、ノエルの成長物語でもあったわけですね。

今回は、戦争孤児の男の子が出てきました。この男の子とノエルたちとのことも今後描かれるんでしょうが、この先の展開としては、やはりこういった戦争の事がメインになっていくのかなと。
今はまだ平和であるように思えるのですが、時代設定を作り手側が重視しているように感じるので、今後も各キャラクターたちの成長物語をやりながらも、話の奥深くまでを考えさせられるようなストーリー構成になっていくのではないかと勝手に思います。

次回予告を見ると、どうやら温泉に入るような描写があるので、そちらの方にも期待したいと思います。かわいいなぁと思わせるだけかと思いきや、実は深いストーリーがある。そういったアニメなのかなと。