霧島翔子がものすごく可愛いと前回2話の記事で書きましたが、それが通じたのか3話でも翔子さんの登場回数が多い、正確には美味しいところを持っていってくれました。翔子さんの声を聞くだけで幸せになれます。毎回翔子さんの絡みが出てきてくれないかなと期待しています。本編ではなくてもせめてアバンやCパートだけでもいいのでお願いします。
さて、3話です。演出は言わずと知れたワタナベシンイチさん。よくナベシンと略されますね。ナベシン回という言葉がありますが、原作から大きく離れた演出を行ったりまたはそのアニメで今まで行われていた演出とは大きくかけ離れたような、または独特な作風に仕上げてしまう事が多いことから、いい意味でも悪い意味でもナベシン回と呼ばれていると思います。いい意味とは「面白い」、悪い意味とは「雰囲気ぶち壊し」ということです。なので、ワタナベシンイチさんが演出を行う回は毎度賛否両論となることが多いなという印象です。
1話ではかなり説明部分が長く、主に試験召喚戦争について語らなければならなかった事もありこの作品の面白さの本質がまだまだ出ていなかった気がします。というのも、3話のノリや流れがものすごく面白かったからです。特定のキャラクターに固執しすぎず場面展開がサクサク行われており、絵柄を時折変えたりBLネタを挟んでみたり、映画館やカップ麺などいわゆるてんどんネタがあったりと、畳み掛けるように様々なギャグやネタが行われるという素晴らしい構成。最初から最後まで笑いっぱなしで見ることができました。特に、クレープにおけるカロリー数値の脳内図的なものが表示される一連のシーンは爆笑させてもらいました。こういった本気で笑える楽しめるお話はいろんなアニメでも経験してきましたが、ギャグ主体のハチャメチャノリを今後も続けてくれるならばバカテスという作品もとても良いものになるんじゃないかと思います。原作を読んでいないのでどの程度原作をなぞっているのか分かりませんが、多少オリジナル要素を入れてでもこのノリを続けて欲しいという願いはあります。ついぱにぽにと比べてしまいそうになりますが、二番煎じという評価ではなく新しいという評価がなされる作品になってくれたらいいなと思います。
バカテスはOPアニメーションも大好きで、特にAメロ部分でキャラクターたちが曲に合わせて振り向くシーンが何とも言えない気持ちにさせてくれます。特に、「こつこつこつと」という部分からの雄二と翔子の部分がたまらなく良いです。さらに特にいうならば、翔子が完全に振り返ったあと少し首を傾げるのが最高です。間違いなくスタッフは翔子好き。今後翔子さんがより取り上げられるんじゃないかと勝手に妄想しています。
関係ないですが、このOPのサビ部分を聞くとプリキュア2期EDのワンダー☆ウインター☆ヤッターという曲を思い出します。