2話では、ISを使ったバトルシーンが本格的に描かれましたね。予想していたよりも、非常に動きました。少なくとも「かっこええ」と思えます。
2話は、セシリア・オルコットさんとのクラス代表決定戦を軸に物語が進みます。主人公の一夏と幼馴染の箒の関係、ISの設定、一夏の姉である千冬の思い…と盛りだくさんで、しかしそれらは主張しすぎず流れるように展開するのです。主張しすぎず、と書くと内容が薄いようにも感じるかもしれませんが、それは違います。スマートに、綺麗にまとまっている、と思っていただければと思います。
エンディングでは、1話では一夏と箒二人が走っていただけでしたが、今回はセシリア・オルコットさんも加わり3人に。これからキャラが登場するたびに増えていくのでしょう。良い演出ですね。
以下、次のようなことを書いていきます。
篠ノ之箒はツンデレキャラである
普段はツンツンしているんだけど二人きりになるとデレデレするキャラ、という定義は本物のツンデレでは無いと私は思っています。時間経過と共に、ずーっとツンだったキャラがデレる、これが至高だと思っています。ローゼンメイデンの翠星石は神レベルのツンデレだと思います。
さて、私の定義によると篠ノ之箒はツンデレで無いように思われるかもしれません。ですが、よくよく考えてみてください。箒と一夏は、6年間会っていないのです。つまり、ツン期間が描かれていないだけで、ずーっとツンだったわけです。それが、6年ぶりに一夏に出会いデレているんです。そう考えると、箒はツンデレキャラなんです…とは言いつつも6年間会っていないということは、主人公にツンツンする機会がなかったわけなので、この定義で箒をツンデレキャラ認定するのは苦しい気はします。でもそういう視点で見ると、箒はより可愛く見えてくるんです。
それにしても箒の可愛さは凄い。もっと素直になって一夏と仲良くお話したいのに、自分の中のプライドがそれを許さない。だけど仲良くしたい…このジレンマ。見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの可愛さです。
主人公の非ヘタレ感が気持ちいい
見ていて気持ちいい。主人公の一夏は思い切りが良いので好きなんです。箒を昼飯に誘うシーンを見ると、それがよく分かります。手を取ってまで連れて行く、その積極性に惚れる、しびれる。そして、考え方に芯が通っているのです。千冬お姉さんに恥を欠かせないようにしないとな!、と真顔で言える一夏△。
初期設定だけの機体で戦っていたというの!?
ISが、初期設定から一夏専用モードに変化した時、かっけーと思わずつぶやいていました。変形とかパワーアップという単語には魔力がありますよね。武器も一気にかっこ良くなるというチートっぷり。これから一夏の本気モード戦闘が沢山見られると思うと、楽しみなんです。