隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

教養としてのアニメ

そんなものはねぇ!
敬意を払うことと教養とは別だろう。先人には、敬意を払わなければならないと私は思います。だけど、教養としてアニメを見なければならないなんて思いません。

今からこの記事では、私が「これは見るべき!」というアニメを押し付けてやるから覚悟しろよ!

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』

まなびストレート! を見ていないなんて人生の9割ぐらい損している。
Wikipedia先生からあらすじを引用してみよう。

時は2035年少子化の影響に加え、価値観の多様化で高校に進学せずに働きに出ることがカッコイイとされるような時代となり、生徒数の減少で廃校の危機に立つ学校が多くなっていた。
そんな活気をなくした女子高校の1つ私立「聖桜学園」に転校してきた天宮学美は、転入初日に生徒会長となり、その天真爛漫な明るさと周りの人々を巻き込むパワーで学園を「わくわくできらきらな」場所にすべく旋風を巻き起こすのだった。

ほら、もう面白い匂いしかしないでしょ。「働きに出ることがカッコイイとされるような時代」という設定はすごくいいですよ。年端もいかない彼女達が、「働くことってなんだろう、なぜ進学するんだろう」と考えてるんですよ。そしてこの作品が罪作りなのは、「青春」について残酷な事実を突きつけることだ、それも青春というものを経験してこなかった私に対してだ! 二度と経験できないんだよ学生時代は!
参考:『まなびストレート!』から考える「青春」と、二度と経験できない学生時代 (この記事はネタバレ含むから注意!)

ある種辛くもある作品なんだけど、でも、本当にいろんなことを考えさせてくれる作品なんだよ。だから、特に、大人の人にも見て欲しい。

見終わったら読んで欲しい記事が沢山あるからリンク貼っておきます。
まなびストレート!』関連記事一覧

true tears

true tearsを見て乃絵に恋しないなんて人生の9割ぐらい損している。
Wikipedia先生からあらすじを引用してみよう。

絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、両親を亡くし仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」、そして両親の4人で暮らしている。眞一郎の母は、ある理由から比呂美につらく当たっていた。
ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、涙が流せなくなったのだという。眞一郎は彼女との出会いをきっかけに比呂美、親友「野伏三代吉」、幼馴染「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方に変化を生じさせていく。彼らはそれぞれに悩み、すべきことを模索し、成長していく。

ほら、もう面白い匂いしかしないでしょ。「ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う」ってもう、すごすぎるでしょ。ある日学校の裏庭でですよ、ふっと眞一郎は木の上を見上げるんです。そこにはなんと天使が居るんですよ。神々しいまでの輝きを放っているんですよ。誰って、それは、石動乃絵ですよ、つまり乃絵は天使だったんですよ! もう、このアニメはひたすらに私が乃絵を愛でるアニメ! 後、愛ちゃんと三代吉の優しい恋を見守るアニメなんですよ! このアニメを見て、天使な乃絵に出会ってないなんで人生の10割以上損してる!
true tears 記事まとめ

他に言うことはありません。P.A.WORKSさんが描くキャラクターの機微と、ある意味で「アニメとは思えない」人情あふれるストーリーをお楽しみください。あ、比呂なんとかさんは真実の涙という名の偽りの涙を流す子なので、私の眼中にはありません。

『C』

Cを見ておらず、過去と今と未来について深く考えていないなんて人生の9割ぐらい損している。
Cのあらすじ? それは私の書いたこの記事を読め!
ノイタミナ枠アニメ「C」は、もっと評価されるべき
私が当時、2話まで見て書いた記事。2話まで見て書いた記事なので、荒削りな部分はあるけれども、すっげーおもしろそうだ、ということが書いてあるのでぜひ!
初めて出した同人誌では、ピックアップレビューとして取り上げるくらい好きな作品。こんな素晴らしい作品が1クールで濃密に描かれてるなんて今でも信じられない。1クールで足りるわけないだろうおおおお。製作側は、監督含む多くの人が1クール足りないって言ってたぞおお。無印総集編の劇場版→アニメ化の流れはよおお。
Cが名作過ぎて生きているのが辛い。Cは人生を変える。Cを読むと、金融の話や時間泥棒な話に興味が湧くこと請け合い。とにかく見よう! C見よう!

Cについて書いた記事たち

終わりに

そう、「これが教養だ!」などといって勧められたアニメなど見る必要はない。あなたは教養だからアニメを見ているのか? ならば止めはしない。でも、違うだろう? 色々理由はあるかもしれないけど、教養のために見ているわけじゃないだろう? だったら、あなたがオモシロイと思ったものを見ればいいし勧めればいい。
え? 数が多すぎてどれを見ればいいのかわからない? ならば、個人のブログを探せ! そう、私のブログのような個人のブログを探すのだ。いや、個人ブログじゃなくてもいいけれども、深く深く潜るのだ。この人にならついていっても大丈夫だって人を探すのも手だ。語る相手が居ないなら、私のブログにコメントしてくれてもいいぞ! 最近のアニメはつまらない? 違う、つまらないと思ったあなたが居るだけなのだ。そこは勘違いしてくれるなよ!
アニメ考察記事が減ってきているのではなく、目立っていないだけだと思う、とかそんな話

教養としてのアニメなんて糞食らえだ。アニメぐらい自分で楽しめ!