2023-03-28 創作「偶然の残酷」 創作 Share on Tumblr 忘れられないなら、忘れられるまで覚えていていい。 でも、忘れられるなら忘れた方がいい。忘れる努力をしながら、忘れられないと思いつつ、段々と薄くなってきて、ようやく色がなくなりそう。 でも、そこでまた、存在を感じた。一気にすべてが振り出しに戻った。 世界中の砂粒の中から1つをさらって、意図した砂を掴める確率より低い。 そんなことが起こってしまったら、また火がくすぶってしまう。奇跡という言葉が憎い。偶然という確率が憎い。 現実的な考えが全て覆る。世界は残酷過ぎる。 (created by Stable Diffusion)