隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第12話 麻緒衣は空気の読めるいい子

ようやく溜めていた2話分を見ることが出来たので。前回と同様、2話続けてではなく、1話ずつ感想を書いています。
朱里と修輔がいなくなってからのお話。前回の時点で、この二人の事に関しては区切りが付いたかなと思いましたが、やはり二人が消えた事はとても大きな出来事だったらしく、その後のみなの思いが描かれていたのは良かったと思います。二人がいなくなってしまい、落ち込んでいる佐菜たちを励まそうとお弁当を多めに作ってきた麻緒衣、しかし菜々香も佐菜も食欲がなく覇気もない。麻緒衣のその心遣いに泣きました。
その後、佐菜が菜々香と麻緒衣に、遊びに行こうと提案。ここで、麻緒衣が気を利かすわけなんですが、いやはや本当に麻緒衣は良い子なんだと再認識させられました。同時に、かわいそうだなぁと、不憫すぎるとも思ってしまいます。ストーリー上明らかに菜々香ルートに入ってしまったため、麻緒衣は今後は活躍できないだろうとは思っていましたが、活躍できないどころか引き立て役になってしまうとは思っていませんでした。
今回の話は、特別なことが起きたというよりは、ストーリーを進ませたという印象を受けました。今回のお話で菜々香の記憶がついに戻り、そして次回でけりをつけなければなりません。はたして、30分に全てをまとめ切れるのかが少し不安です。いつものA・Bパートの切れ方からして、事はBパートにまで及ぶと思うのですが、はたして解決してから日常パートがあるのかどうかが心配です。そのままなし崩し的にハッピーエンドな展開になりそうな気がしてなりません。最終回、うまくまとめてもらいたいです。期待しています。