『Angel Beats!』のピーエーワークスが目指す未来とは? 堀川取締役を直撃
true tearsなどで有名なピーエーワークスさんの取締役、堀川憲司さんへのインタビュー記事です。受け答えにとても好感を持てましたし、応援していきたいと思いました。
アニメはなんといってもオリジナル作品に限る、と言ってしまうと乱暴なんですがしかしオリジナル作品の方が根本的に面白いという考え方は私の中では揺るぎません。
原作付きのアニメ作品を否定するつもりなんてないのですが、原作付き作品はどうやってもオリジナル作品にはなれません。
限りなくオリジナルに近い原作付き作品の扱いは今回はちょっと端へやっておきます。
オリジナル作品は当然先の内容がわからないので想像するしかありません。だから色んな考えを思いめぐらすことができます。
このキャラクターは一体どういう考え方を持っていてどういう価値観に基づいてこの行動に出ているんだろう、って考えるのが楽しくて楽しくて仕方ありません。
また単純に「この引きで、次回は一体どういう展開が待っているんだ」と思うことも楽しいです。
文字にするとかしないとかは別として、そう思った事それ自体に価値があるんだと私は思います。
もう少し具体的に言いますと、もしアニメの感想を書いているとするならば、ある作品のキャラクターの心情やストーリーの展開について書けることに価値があるということです。
誰かが思ったり議論した事は(アニメが放映されているという)その瞬間においてリアルタイムでみんなで共有することができて、そしてそれをもとにまた感じたり議論を交わすことができます。
それは別にオリジナル作品に限ったことではないと思われるかもしれませんが、しかしその傾向は強いように思えます。いろんな場所で大小様々な議論がなされ、みんなで考えみんなで驚きみんなで盛り上がり、そして最後には結末を迎える。その過程での密度の濃さが、オリジナルと原作付きの作品では少しだけ違うと私は思います。
言いたいことががよくわからなくなりましたが、「今クールのアニメはほとんどがオリジナル」になったらいいなって思います。
最後に。私が真剣にアニメを見始めた2004年の10月期からのオリジナルアニメ作品を別記事にまとめておきたいと思います。
オリジナルの定義が曖昧なので多少自分の判断を入れているものがあります。また抜け落ちなどもあると思いますがご容赦ください。