1話を見ました。端的に言うと、ライトノベルをそのままアニメ化しました!な感じ。
ただしポイントは、動くということなわけで。つまりは、桐乃がそこにいるだけで、可愛いというやつですね。俺の妹が可愛いわけがないを真っ向から否定する、そういうノリの作品のようです。
桐乃が可愛くて仕方がない
兄は、最近ツレナイ妹であっても見捨てたりしない良いお兄さん。妹は、兄に人生相談できるほど兄を相談している良い妹さん。こんな設定があって、さらに妹がオタばれしちゃうよーっていうストーリー展開になったらニヤニヤしないはずがありませんよね。
桐乃の声は、竹達彩奈さん。最近はついつい視聴前に感想記事を読んでしまうことがあるのですが、「桐乃の声があってないじゃないか」などの意見がありどうなんだろうか、と心配だったのですが、杞憂でした。私は原作を読んでいませんが、全く違和感なく見ること、感じることができました。素直に「桐乃可愛いよ桐乃」と思えることが素晴らしいのです。
同族嫌悪が先に来るのかどうか、そこが問題だ
お話は、桐乃がオタばれする所から始まります。基本的にオタク趣味を開けっぴろげにし始める桐乃が描かれるために、そのあたりに何かこう、不快感のようなものを感じる人がいるのかもしれないな、と見ていて思いました。私の場合は、そういった感情よりも先に桐乃が可愛いと思えたのでどうでも良くなりました。狙い過ぎな甘甘イベントとか、むしろ大歓迎です。桐乃がオタク講釈しだしても、多分、問題ないかと…思います。
ただし1話にしては動きが少なかったかな
それはグリグリ動くの意味の動きと、ストーリーの動きの両方の意味ですが、つまりイメージとしては、ライトノベルをそのままアニメーション化しただけ。おそらく、1話を見終わって何となく物足りなく感じるのはそのあたりなんだろうなぁと。
原作、つまり紙媒体などであれば、自分のペースで読み進めることが出来るため満足いくまで、それこそ1巻を一気に読破することも可能なわけですが、アニメではそれができないために、制作者側の進行させ具合に大きく依存します。
個人的には、先に述べたような動きがもう少しあれば、より印象に残る1話になったのかなと思います。何はともあれ、来週も期待できる1話であることは、間違いないのでした。