隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

ちびイカ娘のお話は、視聴する回数が重なるたびに、涙が出てくる

ある二人がいる。お互いは親密な関係にある。でも、どちらか一方は、もう一人に比べて著しく何かが欠けていたり足りなかったり少なかったりする。
それは、寿命かもしれない。成長速度かもしれない。記憶かもしれない。
二人は楽しんで過ごす。日々を、楽しんで過ごす。しかし、別れが存在する。それは死を持っての別れかもしれないし、忘れる、という分かれ方かもしれない。

そうして二人は永遠の別れを経験する。一方は取り残され、一方は死にゆく。別れ行く。
悲しい。どうしようもない。取り返しなんてつかない。ただ、そこには一方が生きて、一方が死ぬという結論、結果しかない。悲しい。悲しい。

ストーリーの理解から、自分の理解へと変わる。そして擦り合わせる

なぜアニメを複数回見るのか。それは1度では理解が追いつかないからに他ならない。一度目は、ストーリーを理解しようとする。2度目以降は、ストーリーを踏まえつつ、様々な事を考えながら見る。だから、1度だけでは気付けない発見がある。

それは、見るときの自分の知識が違うかもしれないし、境遇が違うかもしれないし、考え方が違うかもしれない。でも、複数回見ることによって、何かが深まる。

イカ娘3話は、1回目の視聴では感動でしたが涙は流れませんでした。2回目の視聴は涙が自然と流れました。