どんなアニメも住めば都、見続けていれば楽しめるようになるというのが持論で、余程の理由がない限り「切る」ことはしません。
@TrixterLiveさんが以前つぶやかれていた以下のツイートは強く心に残っています。
アニオタは「切った」宣言しない。未視聴作品は「積んである」のように表現し、時間を作っていずれ見る余白は残している。彼らは作品が面白く感じないとき、まず自分の理解度と感性を疑う。切った宣言をして作品を貶したつもりになってる「にわか」とは根本から違う生き物。
特に「彼らは作品が面白く感じないとき、まず自分の理解度と感性を疑う。
」という部分は非常に重要だと思うのです。
アニメに接した時に、その作品を突き放すことは非常に簡単なんですね。思考停止するのは楽ですから。もちろんつまらないと評することを否定しているわけではありません。
ただ、脊髄反射的な感情から、性急に作品をつまらないと論じることは「もったいない」と思うのです。
アニメの視聴スタイルは人それぞれですから、この考え方を押し付けるつもりはありません。ですが、アニメって、見ていると凄くいろんな発見や楽しみがあるんですね。
全体としては納得がいかなかったアニメでも特定の数話はツボにはまったり、逆に、終わってみれば綺麗にまとまっていたなぁと感じていても、幾つかの話に納得がいかなかったり…。
true tearsという作品がとても好きだけど、眞一郎が比呂美を選んだことに未だに納得できていなかったり…。
アニメに対する良い悪いといった評価を、それほど急いで出す必要なんてないと思うんですね。いや、もちろん昨今はアニメ放映数が少なくないので全部見てられないということは分かります。
だけどもう少し、もう少しポジティブにアニメに接することができれば、自分にとっても制作側にとってもWIN-WINの関係につながるのではないか、と私は思います。
アニメをおもしろいと感じるのもつまらないと感じるのも自分の心でしかない。つまらないアニメがあるんじゃなくて、つまらないと感じた自分がいるだけ。
2011-05-03 00:53:36 via web
@mikimomo_asさんのツイートより。