不順な同姓との交遊は認める。
9話はネタが多くて楽しめました。所々にネタを挟んでくれると見ている側としては面白いですねぇ。細かいところですが、最初の方で明久が真面目に授業を受けているシーンで、福原先生と西村先生の授業の画面の切り替わりで明久のデフォルメ絵が横切り「バカテス！」って声が入るのですが、このバカテスっていう声がツボに入りました。アニメとは関係ないですが、最近見たイロモネアのザ・早ボケハウス123という企画でのウッチャンの「ワンツースリー」並にうけました…。またAパート終了あたりからBパート最初にかけての姫路さんの暴走？っぷりが素晴らしい。姫路「いいえ、あれははんぺんです」一同「はんぺん」という受け答えが面白い…。そして「もう否定しきれません！」と最後は泣いてしまう姫路さん。かわゆい。
その後はFクラスの皆さんとお姉さんとの絡みのシーンです。秀吉が女の娘云々のシーンではちゃんと−200点していたので、お姉さんはちゃんと秀吉のことを男の子だと理解していて凄いなぁと思いました。お姉さんは抜けているけどしっかり者なんでしょう。
細かいネタを散りばめておけば意図していない所でうけてくれる人が出るでしょうし、ちゃんと笑えるネタを定期的に持ってきているので飽きない構成にもなっています。安定した面白さの要因はこのあたりでしょう。
Bパートの後半からは、EDをカットしてまで明久と玲（あきら）お姉さんについてが描かれましたが、ここまで尺を取るということは、明久とお姉さんの関係はしっかり描写しておきたかったのでしょう。どちらかというと原作既読組に向けた配慮なのかなぁと漠然と思います。ただ、やるならもう少し思い切って尺をとっても良かったかなと思います。少し足早になっていた感があります。
最後の、最高のスパイスの下りもベタですが素敵ですよねぇ…。思わずこころの中で「愛情だよおおお」って叫んでました。ここで空腹かな？とか思った人は強者。
