さてやっとこさ小島あきらの読みきりが載っているガンガンカスタム買ってまいりました。
扉絵を見た瞬間「あぁ、またこの人の漫画が読める」と感動してしまった。まほらばが終わってしばらくたちますがまだ余韻が残っていたりします。
さて物語りは主人公(少しツリ目+めがねな普通の学生)がとある女の子に片思いをしていて、さて勇気を出して告白しよう!という所から始まります。
なんとも古風にラブレターを渡そうとする辺りがおもしろい。
さて無事無理やり渡してからがこの物語のきもであります。ラブレターに自分の携帯番号を書いておいたので主人公はワクワクしかしそわそわして待っています。
しかし主人公はその事で頭がいっぱいでとある事に気づいてなかったのです。そうこちらを凝視する人間の存在に。
ここからはその人間と主人公とのストーカー的な戦いが始まります。家に帰って見れば部屋が荒らされていたり、さらに毎日1回かかってくる無言電話など…。
さてそんな陰湿な出来事にいい加減うっとうしくなってきた主人公は強行手段に出ようとストーカーしてくる女を追いかけようとしますがうまく逃げられてしまいます。
もう手に負えないと思っていた次の日下駄箱にそのストーカーらしき人物から呼び出しの手紙をもらいます。
ストーリーは王道的に、実はそのストーカーは主人公が告白した女性の家政婦だったというオチになるのですが、一言まず感想を言うとおもしろい。
私は小島あきらさんが書くぽわぽわしたというか、ゆるーんとした日常が凄く大好きなんですが、今回のこの作品もかなりそういった部類に入るのではないかと思います。
36ページの中でキャラクターには感情移入できましたしとても楽しめました。
うれしい事になんとまほらばの部長と元部長が2人で歩いているコマがあるではないですか。こういうちょっとした遊び心がファンにとっては本当うれしかったりします。
今後どういった活動をしていかれるかはわかりませんが、ずーっと応援して行きたいと思っております。