さあ、オタクとして時間配分をどう使おうか。
(たまごまごごはん)
上記記事は、おそらく世のオタクの皆さんであるとか、趣味が多い人であるとか、そうでない人も…殆どの人が共感出来る内容だと思います。今回は、私の趣味であるアニメとそれ以外の趣味に関する時間配分とかを話したいと思います。
アニメを週に何本見ると、どのくらい時間が奪われるのか?
これは録画で見る場合と、リアルタイムで見る場合とで様々ですが、平均して28分くらいかなぁと漠然と思います。30分アニメはCM抜きで大体26分程度なわけですが、もしリアルタイムで視聴した場合は少なくとも30分くらいは視聴準備も含めて消費していると考えられます。よって平均して大体28分。
で、週にN本みたら当然28×Nという式が成り立ちます。単純10本見れば、280分=4.7時間くらいを週に費やしていることになります(1本平均28分消費しているとする)。
1週間では、どのくらいの比率なのか?
1週間は24時間×7=168時間。睡眠時間を仮に1日6時間とすれば、168-(6*7)で126時間。また、毎日9時間は仕事や学業など、趣味以外に費やしているとしますと、126-(9*5)で85時間。土日はフリーとしてみます。
すると、超大雑把な計算ですが、週に85時間ほどしか趣味に費やす時間がない計算になります。1週間で、自由時間に対するアニメ消費時間の割合をグラフにすると以下のようになります(ただし1週間の自由時間を85時間とした場合)。
見てもらえると分かるのですが、大体週に10本アニメを消化すると5%の時間を消費していることになります。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるか。
アニメ視聴時間+付随時間
ここで、このデータだけでは測れない数値があります。それは付随時間です。つまり、ただ単にアニメを見るだけではなく、例えばアニメの感想を書いたり読んだり、またはtwitterで呟いたり、2chに書き込んだり…とアニメは視聴時間以外の付随時間があることを忘れてはいけません。
そしておそらくですが、アニメ視聴本数が増えるに従いこの付随時間が、指数関数とまでは行かないでも、かなり急激に増えてくるのではないか、という仮説を立てます。
本記事では、時間の関係で検証は行っていませんが、この仮説はそれなりに精度が高いと思われます。インプットが多ければ、アウトプットが多い、というのは多分間違っていないはず。インプットが少なくてもアウトプットが多くなる、インプットが多くてもアウトプットが少ない、という事例などは正規分布に落ち着くと仮定。
これにアニメ以外の趣味の時間を加えたら…
ライトノベルを読んでいる時間、映画を観ている時間、テレビを観ている時間、漫画を読んでいる時間…と、積み上げていけば、実は趣味に費やす時間は膨大であるということが、再認識出来るかと思います。
何を切るのか?それとも全部やるのか?
体調との相談もありますが、やはり全部をやり切るのは不可能。私も高校時代は映画が好きで、毎週のロードショーを全部+レンタルしてきた映画などで、週にかなりの時間を映画に割いていました。では今はどうか?
最優先はアニメの消化で、次に漫画やライトノベルの消化で…と映画の優先順位は限りなく低く設定してあります。というのも、映画を見ると少なくとも2時間前後、映画鑑賞以外のことができなくなるからです。
時間の有効活用の仕方
元記事でも書かれていますが、削る以外の方向性は「消費時間効率を上げる」です。つまり、より短い時間でより多くのインプットをしよう、というお話です。読書で言えば速読やフォトリーディングなどです。
ではアニメの視聴の場合はどうか。幾つか考えられます。
リアルタイム視聴を諦め全て録画視聴に移行する
当然CMやOP・EDをカットなど、自分のペースで視聴することができるので、効率が上がります。ただし、完全に自己のペースに依存してしまうため、その作品への理解が浅くなってしまうという弊害もあります。
1.5倍再生で見る
上に付随して。最近はどこのメーカーでもできるのか分かりませんが、少なくとも東芝機は、1.5倍再生が可能で、ポイントは音声が1.5倍速になってくれること。すると、アニメの微妙な「間」などは理解できなくなりますが、26分アニメが18分程度で視聴できることが分かります。さらにCMカットやOP・EDを飛ばせば、リアルタイム視聴に比べて2倍程度は視聴効率を上げられる可能性があります。
携帯機へ転送して、空いている時間に見る
録画したアニメを、携帯やPSPなど携帯機へ落とし、普段の空いている時間をさらに有効活用しようというものです。家でしかアニメを消化できない人に比べて、消費効率は間違いなく上がるでしょう。ただし、集中して見れないなど、個人に依存するところは大きいかと思います。
まとめ
- アニメは思ったよりも時間を取られている。我々は付随時間を忘れてはいけない。
- いかに優先順位をつけるか。今自分が、何をすべきなのかをよく考えて予定をたてる
- 消費効率を上げる。方法は幾らでも存在すると思う。