隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

第12話 「光×闇」

事前に、今日は面白いぞという噂を聞いていたのですが、まぁいつもよりちょっと面白いくらいかなと思っていました。しかし、まさかここまで面白いとは思いませんでした。
Aパートはまだいつもより若干面白いくらいかという程度でそこまで破壊力はありませんでした。もちろん笑えるシーンは多数あり、ケルベロスが一瞬でやられたり、ソウマがキリヤにトライハルトをどうするか一任したり、トライハルトが自力でバリアを突破したり、ラスボスのはずのキルレインが向こうから走ってきたり。なんとまぁ濃いAパートでしょうか。Aパートではキルレインが走ってきたのが一番笑えました。普通に走ってきますからね。
そしてBパート。やはり破壊力抜群だったのは「究極心剣」でしょう。このネーミングセンスはなんといったらいいのか、いろんな意味でひどい。聖杯から抜けるという剣、その名も究極心剣。まさかこれがこの後の展開に繋がっていくとは思いませんでした。次はキリヤがゼクティから究極心剣を抜きます。何という究極真剣のバーゲンセール。さてトライハルトもキリヤも心剣を抜いたのでちょっと焦ったのか、ソウマさんは「お、俺の聖杯はどこだああ」と叫びます。真面目に言っているあたりがまたおもしろい。しかし、この言葉もまたこの後の展開、今回の最も笑わせてくれるシーンに繋がるとはこの時は思いもよりませんでした。
足場から落ちそうになるキリヤをなんとか支えるソウマ、そして…やっちゃいました、ソウマがキリヤから究極心剣を抜きます。「お前が俺の・・・」「俺だったのか…」このセリフは伝説に残るかもしれないほど破壊力がありました…。そして剣を抜く瞬間「熱い」と言うソウマ、抜かれる時「あぁ…ああぁ…」と喘ぐキリヤ。「心剣師から心剣が抜けるなんてすごいです先輩達は!」とか突っ込んでる場合じゃないですよ。「3つの究極心剣が揃ったんだ!みんなに奇跡を見せてやるぜ!」と3人でポーズを決めて終了。声に出して、ここまで笑ったのは本当に久しぶりかもしれません。特に「お前が俺の…俺だったのか…」のシーンは本当に腹が壊れそうになるほど笑いました…。なぜここまで面白いのか。というか、狙ってやってもここまで面白くできるものなのでしょうか。予告でも「まさかキリヤが俺の聖杯だったとはな」「俺だって驚いたよ」とか言うので「驚いたのはこっちだよ」と突っ込まなければならずまた疲れさせられましたし。予告が終わってもしばらくは頭の中はシャニティアでいっぱいでした。この回のオーディオコメンタリーは本当に聞いてみたい。DVDを買ってしまいたくなるほど今回は笑えました。