1クール2クールで、ぐるぐるぐるぐるアニメは回る。前クールのアニメが終わると次クールのアニメが来る。ずっと来る。
面白かった、つまらなかった、笑った、泣いた……いろんな思いは心のなかに残りつつ、次クールへと出陣する。
毎クール終わる頃には、いつもアニメの総評をしていた。だいたい全部のアニメを見ていたから、少なくとも自分の中での総評はとても意味があった。たくさんのアニメを見ることの良いことの一つは、少なくとも自分の中で、自信を持って「このアニメはあのアニメと比較して」というような比較論ができることだ。そこに全くの嘘はなく、「あれを見ていないから分からないけれど」などと予防線を張る必要もない。アニメに対して普通に考えたことが普通に真実というか、嘘偽りないものであることが自分の中で担保されるのだ。これはとても素晴らしいことで、思いのほかストレスフリーなのである。
一体誰と戦っているのか分からなくなった、ここ2クールぐらいだった。「もっとアニメが見たい」とか言っている暇があったら、見れるアニメだけでもちゃんと見ればよかった。非常に悪循環に入ってしまっていた。一言で言えば、アニメを見ることがこれまでに感じたことのないくらいに義務となっていた。これはまずいと思ったけれども、何か動けずにいた。
やばいなぁ、どうにかしないとですよ。
新アニメが始まって、ワクワクして、様々の1話を見ていたはずだった……なのにどうしてこうなった。
翠星石「何をグチグチ言ってるですかこのダメ人間は。さっさと翠星石の勇姿を見やがれです」
!?
翠星石「どうせまた一人でウジウジしてると思ったから、仕方なく出てきてやったです。感謝しやがれです」
そう、今期は、ローゼンメイデンがある! 翠星石にまた会える! CVは変わらず桑谷夏子さんだ! しかもシリーズ構成・脚本は望月智充さんだ! これは勝てる!
ヤスヒロではないけれど、俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/
むしろ日本始まった。
実はまだ1話を見ていないのだけれど、見ていなくても、滾っている。そしてこれは、見たら絶対に滾ることを証明しているに他ならない。翠星石 is ベストツンデレキャラクター。9:1または9.5:0.5のツンデレ比率であり且つ時間軸定義のツンデレなのである。そんじょそこらの「とりあえずデレさせとけばいい」というツンデレとは一歩も二歩も三歩も違う、究極の、キングオブツンデレキャラクターなのである。活目した方がいい。今期、ローゼンメイデンに初めて触れる方は、こうつぶやくことになるだろう。「あれ、翠星石可愛くね?」「これが本当のツンデレか……オレが今まで接してきたツンデレとは何だったのか」「革命」「翠星石可愛すぎですぅ」……見える、見えるぞ、そんな未来が。それは私達が、数年前に通った道だ。
そしてコミケでは久々にローゼンジャンルが息を吹き返し、ギャグ本が溢れかえるのだ。変態ジュン、俺翠、まだまだ読みたいぞ! そしてカップリングが無限大。誰とでもどんな絡みでも行けるんですよローゼンは。すごいぞ。ドールだけでなく人間とのカプも無限大、マジ無限大。当時のローゼン同人誌を読みあさった人なら分かってくれるはず! 夏はペーパーが多いだろうけれど、冬はこれはローゼンの時代が来るはず。素晴らしいギャグ本をたくさん享受して幸せになりたい。冬まで生きる気力が湧いた。
私がこのブログを初めて開始5日で書いた、以下の記事を読み返していた。
翠星石の一挙手一投足
「いきなり何するですかー!!このデカ人間ー!!」とドキドキする翠星石かわいい。
金糸雀と雛苺の事について話す翠星石が素敵。半ページ前面使った翠星石は特に素敵。
Phase39の花びら一枚も見つからなくてちょっと疲れ気味の翠星石がかわいい。「はー」とため息をつくさまがいい。
真紅と一対一で話しているときの少し黒い部分な翠星石の顔が素敵、さらに雛苺を救おうと意欲を見せる翠星石のイラストが素敵。
Phase40蒼星石のマスターにわざわざジュンの話をする翠星石たまらん。
「抱っこさせてやる」と言われても見向きもしないジュンに嫉妬。ふくれる翠星石やばい。
次ページ、自分もずっと翠星石に仕えたい。
こういう文章を見てキモいって思う人もいるかと思うけれど、そういう問題じゃない。感じれば分かる。翠星石はすごい。
皆、今期は翠星石に萌えましょう。そして、デスクトップアクセサリーは全て翠星石仕様にして、壁紙も翠星石にして、ブラウザの基調カラーは緑にして、まずはパソコンから染め上げよう。そして、ツンデレについてもう一度考えなおそう。「もしかして、ツンデレって翠星石のことを指すんじゃないの?」って共に叫ぼう。