隠れてていいよ

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まずは理想から考えるえむが心地よい――「走れ! 体育祭! ~実行委員は大忙し~」初見感想

ワンダーランズ×ショウタイムのイベントストーリー「走れ! 体育祭! ~実行委員は大忙し~」を読了しましたので、初見感想を残します。

過去記事:
ワンダーランズ×ショウタイム カテゴリーの記事一覧 - 隠れてていいよ
25時、ナイトコードで。 カテゴリーの記事一覧 - 隠れてていいよ


本イベントは表紙にもなっている通り鳳えむがフィーチャーされていましたが、同時に「桐谷 遥」というキャラクターも注目されました。
誤解を恐れずに言えば、桐谷遥のサイドストーリーだったとも言えます。

プロセカの感想記事をこれまで読んでいただいている方はご存知かとは思いますが、現状わたしはニーゴとワンダーランズ×ショウタイムのストーリーしか読んでおりません。

一方で「桐谷 遥」というキャラクターは「MORE MORE JUMP!」のキャラクターですので、本イベントで冒頭いきなり登場した時は読むストーリーを間違えたのかと思ったくらいです。

結果的には桐谷遥というキャラクターを知ることができてとても素晴らしい内容であったことは間違いなかったのですが、時系列的には「MORE MORE JUMP!」のキーストーリー1作目は少なくとも読んでからのほうがより楽しめたのかなと思いました。

このあたりがリアルタイムでゲームをプレイしてこなかったが故の面白さといいますか。この楽しみ方は後追いの人にしかできない一方で、情報の鮮度の感じ方がリアルタイム勢とは全く違うわけで。

ごちゃごちゃ書きましたが、つまり「MORE MORE JUMP!」のキーストーリーも早く読もう! とめっちゃ思いましたw

本編

さて、ここからは「走れ! 体育祭! ~実行委員は大忙し~」の内容について。
ワンダーランズ×ショウタイムの過去記事でも書いていましたが、鳳えむの日常パートを早く見たいと思っていましたので、本イベントは楽しいしかありませんでした。
特に注目していたのは、えむが日常でも「ヤバい」のかどうか。

わくわく~……わんだほーい!!

結論「ヤバい」だったのですが、一方でこれは裏表がないという表現が正しいのだろうなと思いました。
ワンダーランズ×ショウタイムのキーストーリーでえむは、お客さんを喜ばせるショーをやりたいと常々言っているし、そのために突拍子もないアイディアを次々と生み出していき持ち前のポジティブ力で前進させる力を持っていました。
それが、日常でも発揮されているのを見て、この子は本当に裏表のない良い子なんだなと改めて思ってしまいました。


でも、そんな子達にも『楽しかった』って
言ってもらえるような、そんな体育祭にしたいですっ!


まず理想から考えるえむは、見ていてほんとに気持ちが良くて。
そのえむと化学反応を起こしたのが、冒頭紹介した桐谷遥でした。

「MORE MORE JUMP!」のストーリーを読んではいませんが、イベントストーリー内で説明されたように桐谷遥はこれまでアイドル活動に没頭していたために、体育祭のような行事、みんなと何かを成し遂げるようなことに携わったことがほとんど無いようでした。

実行委員に立候補して、よしやってやろうと思ったところに「例年通り」という言葉を見せられて意気消沈しそうになるところに、えむがババンとやってきて空気を変えて、そして遥はえむとやることを決めました。この流れは王道ながらも見ていて気持ちいいもので、本作品の一番のキーポイントであったのだろうなと思います。


さて改めてプロセカは、実は各グループのメンバーが色んなところで関わり合っているというところが面白いなと感じた次第です。

そうかそうかと、まふゆは同じ学校だったなと思いだしたり。こういう絡みは番外編的な楽しみ方ができる点で大好物で、今後も他イベントでたくさん辛みが見られるのだろうとワクワクしました。

番外編が好きな理由の一つが、まさにこういうシーンなわけです。別の視点から見た時、そのキャラクターがどう見えるのか、感じるのか、感じられるのか。
まふゆが演技をしている、良い子を演じていることがバレているような表現は、私の読み進めているメインストーリー範囲では描かれていなかったのですが、見抜かれる人には見抜かれるんだと確信が持てました。

えむは人一倍感受性が強いので野性的に感じ取った気がしますが、さんをつけろよデコ助野郎と思わず言ってしまいそうなほど無言のオーラがあるまふゆさん。

この穂波ちゃんの追い打ちがたまりません。悪気はないのだから仕方なし。えむちゃんの血の気が引くイラスト、かわゆいです。

この後ストーリーとしては、学年対抗リレーで本来走る予定だった生徒が怪我をしてしまい代走の遥が登場、えむにバトンを渡す王道エモエモストーリーで満足。
青春のキラキラ感に目を背けたくなる一方で、えむの前向きさには助けられているのも事実。
今回のイベントでえむをより知ることができましたが、もっともっと知りたいと強く感じたのでした。

終わりに

というわけで、次回は「MORE MORE JUMP!」のメインストーリー1作目を読もうかと思いました。
順にまずはメインストーリーを読むことが、プロセカを楽しめるコツなのではと勝手に思ったのでした。

これからも感想記事は書いていきますので、ぜひお楽しみに。ここまで読んでいただきありがとうございました。




ちなみに、デニムと思われるつなぎ姿のえむ、好きなんですよね。
ミクさんとの絡みというか、セカイでの絡みというか、実家のような安心感がありますねー。