「MORE MORE JUMP!」のキーストーリー、読了しました!
以前ワンダショ(こう略すんですね)の体育祭イベントストーリーを読んだときに、桐谷遥さんが気になっていたのでついつい読んでしまいました。
まず一言、最高でした。
ご存知のとおり「MORE MORE JUMP!」は4人のアイドルのストーリーです。
絶対的アイドル桐谷遥。桐谷遥にあこがれてアイドルを志した花里みのり。研究生時代の同期として切磋琢磨していた日野森雫と桃井愛莉。
アイドルを目指す少女一人と、訳アリで元アイドルとなった3人が織りなす波乱万丈ストーリーなのですが……
何が一番素晴らしいと感じたのかというと、それは、彼女たちがアイドルだってことです。
一体何を言っているんだと思われるかもしれませんが聞いてください。
プロセカをはじめてプレイし始めてニーゴやワンダショなど複数のユニットがあると知ったとき、この子たちはみんなアイドルだと思っていました。もちろん広義にはアイドルでも間違いはないと思うのですが、いわゆる職業としてのアイドルとして描かれているのが「MORE MORE JUMP!」でした。
そして思いました。やっぱりアイドルものが好きなんだなと。
最近はアニメをほとんど見れていませんが、アイドルアニメにハマる傾向はありました。アイカツしかり、ゾンビランドサガしかり、うたプリしかり……。
アイドルものの魅力はたくさんありますが、勇気や希望をもらえる点は、とても好きなところです。
作品にもよりますしキャラクターにもよりますが、多くは「アイドルたれ」という強い志が描かれることが多く、前向きさやひたむきさに心打たれるんですよね。
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愛莉、良き
「MORE MORE JUMP!」も例に漏れず、胸の奥にグサグサやってきました。
みのりを中心に回るストーリーでありつつも、元アイドルの3人に焦点を当てたのがキーストーリー「MORE MORE JUMP!」でした。
はじめて出会うキャラクターの過去をいきなり描くのはストーリー作りとしてはとても難しいはずなのに、いつの間にか全キャラクター好きになっているプロセカの手腕が素晴らしいです。
遥と雫は仕事をしたことがあるとか愛莉と雫は研究生時代の同期であるとか、うまく繋がりをもたせることでアイドルという職業全体の難しさにフォーカスして感情移入させるポイントを絞らせたように思います。
結果として、元アイドルは改めてアイドルを目指しユニットを組むことになる最高のフィナーレにつながる、そういうカタルシスなんですね。いやー、素晴らしい。
個人的には、愛莉の初登場からの好感度上がり度が半端なかったです。みんな印象に残ったキーストーリー「MORE MORE JUMP!」でしたが愛莉は頭ひとつ抜けておりました。
現実を見すぎるような、なんか嫌な感じだなぁ……という第一印象から始まった愛莉が、本来の自分の想いを思い出し熱い気持ちを取り戻し、そして周りにも影響を与え始める一連の流れは様式美という言葉で表すにはもったいないほどに素晴らしい。
ストーリー振り返り
というわけで、いつもながらスクショ取りました画像とともに、感情動かされたシーンを振り返ってみたいと思います。
不屈のみのり
冒頭50回目の不合格通知を見た時、この子は強い子だなと思いました。
自己PRを指導するシーンで、愛莉が『がんばり屋』をアピールしたほうよいとアドバイスしましたが、まさにそのとおりだと思いました。
みのりは常に前向きで、遥の言葉を糧に、ひとりでずっと進み続けているんですよね。もはや才能です。
(目をそらさないで、遥ちゃんの選んだ道を、
ちゃんと受け入れよう)
冒頭のこのセリフとか、本当にすごいと思う。それだけ遥ちゃん(の言葉)に救われたのだと思うのですが、みのりという人間性が出ているなと。
ただ、本当に挫けそうになったときにどうなるのかが心配でもあり楽しみでもあります(ストーリー的には)。
限界オタクのみのり
顔小さいと同じ空気は、分かっていても同意してしまう。
アイドルってなんであんなにキラキラしているんでしょうね。どうなってるんだ。
みんなに希望をあげるアイドル
仕事をしていないとはいえアイドルが、希望を摘むようなことを言ってはいけないという雫の言葉は刺さりました。
冒頭にも書いたように、こういうやり取りがアイドルものの良さであり好きなところです。
そして、雫の、アイドルに対する強い気持ちが見えて好きなシーンです。
天使ミク
やっぱりどの世界のミクさんも天使だなぁ……。
寄り添ってくれるミクさん、天使。
みんなのアイドル☆リンちゃん
アイドルなら、落ちこんでる子に
元気出してほしいって思っちゃうよね!
会いに行きたくなっちゃうよね!
食い気味のリンちゃん、かわゆす。
というかリンちゃん、かわいいですね。
愛莉ちゃんは育成担当
……はぁ。それって結局、ノープランってことじゃない……。
ほんと、みのりって最初からそうだったわよね。
無茶なことばっかり言うっていうか、無鉄砲っていうか
コーチングが本当にうまいかはまだわかりませんが、少なくとも人間性を見抜く力はずば抜けているように思います。
上記の台詞なんかも、何気なく思ったことを言っているだけのシーンに見えつつ、みのりのことをちゃんと見ていることがありありと分かるシーンでとても好きです。
天使ミク part2
遥ちゃんは――どうしたい?
寄り添ってくれるミクさん、大好きです。
優しい、優しすぎる。決して強要しない。気持ちを聞いてくれる。
アイドル 遥
……ステージに上りたい……!
もう一度、あの景色がみたいよ……!
遥の一挙手一投足を見ていれば、遥がアイドルに戻りたい、もう一度ステージに上がりたかったのは自明だったと思います。
でもやっと自分の口からその想いを発する……みのり達にお膳立てされて、自分のアイドルへの原点を思い出す……こういう一連の流れが、分かっていても本当に心動かされます。
リンちゃんも優しすぎる。みんな前向きで優しい気持ち、心が癒やされすぎます。
意を決して、ステージの上へ。
三点リーダの数からも、遥が、一面の青いペンライトの光に感じ入っている様子がわかります。
「この光は全部、遥ちゃんがくれた、希望の光なんだよ」というみのりの言葉もめっちゃ好きで。
自分がこれまでやってきたアイドルが、ちゃんと希望を与えられていたんだと実感できる素敵なシーンで、目がうるうるときてしまいました。
描き下ろし楽曲『アイドル新鋭隊』
作詞:Mitchie M
作曲:Mitchie M
冒頭にも書いた内容を何度も擦るのですが、アイドル、なんですよね……。
この曲、聞けば分かるし知識もないので理屈で説明することはしませんが、アイドルの曲なんですよね。
個人的には、それぞれメンバーの掛け声が歌詞に入っているのが最高に好きで。
またそれぞれのメンバーにフォーカスを当てるときにもり立てるフォーメーションや振り付けが大好きです。
メンバーの後ろに移動して、わーってやるあれです。
個人的にベストは、雫をもり立てる愛莉
このときの愛莉の動き、マジで可愛いです。アイドルって最高だなって思います
終わりに
というわけで、とにかく元気をもらえたキーストーリー「MORE MORE JUMP!」でした。
現在プロセカは、ニーゴとワンダショのキーストーリーを並行して読み進めていますが、「MORE MORE JUMP!」を優先したくなるほどハマりました。
ほんと、プロセカは罪なゲームですよ。
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