隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

今最も熱い『荒野のコトブキ飛行隊』

久々のブログ更新は、荒野のコトブキ飛行隊です!
2019年1月から放送開始されたオリジナルアニメで、2月にはiOSAndroid用に『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』というアプリもリリースされました。
私はといいますと毎日アプリをプレイしながら、アニメも毎週楽しんでいます。

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本作の主人公、キリエ(自分的には本当)
画像は公式HPより引用


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アプリ版の主人公、フィオ(自分的には本当)
LV85素材がまだ集められていない……

最終話先行上映イベントが本日3月30日に行われたようで、当選された方は一足早く最終回を拝んだということですね、羨ましい。
世界観の謎が徐々に解き明かされたり思わせぶりにまだまだ伏線を張ったりと、見終わった瞬間から次週が楽しみになる構成になっている本作ですが、作中のストーリー進行ペースだと、すべての謎は説明されずに終わりそうな予感はします。

さて本記事では、アニメとアプリそれぞれの魅力についてざっくりと語ろうと思っていたのですが、アプリについても話し始めると1記事では魅力を伝えきれないので、まずはアニメについて少し書いてみたいと思います。
なお最新11話までのネタバレを多少は含みますので、そのあたりを気にされる方はご注意ください。

3DCG作品が好きですか?

本作品は3DCGとセル画のハイブリッドで構成されていまして、なんだかんだまだまだ多いセル画に慣れていると、最初はおっと思うくらいにはCGで動きます。

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第1話「月夜の用心棒」 冒頭の食事シーンより


本作の特徴はなんと行ってもタイトルにもなっている飛行隊、つまり飛行機です。飛行機といっても、今の私達がすぐに想像できるジェット機などではなく、レシプロエンジンを搭載したレシプロ飛行機が主役なのです。

詳しく知りたい方はWikipediaなどを見てもらうとして (レシプロエンジン - Wikipedia )、ようは、小気味いいプロペラ音やエンジン音、そして機関砲の音が素晴らしいということなのです。
非常に丁寧な3DCGと、そして音。制作陣が丁寧に作り上げたそれは、一目見ると聞くと思わず「おぉ」という声を上げずに入られません。
各所のインタビューでも、そのこだわりを強く主張されていることがわかります。

水島監督はじめ、スタッフ全員「飛行機描写には妥協しない」というのは企画初期から決めていました。戦闘機の見た目や動きもそうですが、特に心がけているのはレシプロ機ならではの「重力を感じる動き」です。独特の浮遊感や、落下による加速、揚力を表現するために何度も何度もリテークを重ねています。操縦席での操作からワンテンポ遅れて機体が動くなど、風を受けて動く飛行機の構造を理解しているからこそ出せる映像の説得力は、本当にスタッフの皆さんのこだわりのたまものです。

mantan-web.jp


ストーリーは西部劇的な勧善懲悪要素が強く、毎回小気味いい展開になります。ダレないテンポの良い主人公ズの会話劇と、息を呑む空戦パートその両方が毎回描かれます。
なお空戦については、飛行機のことを全く知らない私でも思わずすげーと思って声に出てしまうほど気合が入っています。飛行機知らなくても楽しめます。

公式が公開している第2段PVの出来が非常に良いので、もしここまでで興味を持たれた方はぜひ一度見てみてください。1分23秒位なので。



今流行りの異世界モノ!?

さて、西部劇やらレシプロ機やらの話ばかりしているので古臭い昔っぽい作品なんだろうと思われるでしょう、もちろんある側面からはそうです。むしろ、制作側もちょっと古くさい台詞回しや展開は狙っているでしょう。
その一方で、本作のストーリーの根幹は実は異世界モノでもあるのです。

舞台である「イジツ」は架空の世界で、荒廃が進む荒野です。ある時(何十年も前)、ユーハングと呼ばれる世界とイジツとの間に穴が開き、ユーハングから航空技術を始めとする科学技術が持ち込まれイジツは発展したという設定です。その穴は現在は閉じられており、行き来などはできず持ち込まれた戦闘機などが残っている状態なのです。
科学技術特に航空技術が持ち込まれる -> ことにより空路輸送が発展し街同士の交流なども発達 -> 空路を狙う空賊が出現 -> 用心棒としての飛行隊も増えていく -> 我らがコトブキ飛行隊もその一つ! てな感じですね。このあたりは推測ではなく公式設定です。

さて作中に登場する戦闘機は、第二次世界大戦にて日本で実際に存在した戦闘機のみが存在します。これは重要なポイントで、「ユーハング」とはおそらく日本つまりジャパンがなまった言葉だろうというのが定説です(なお最新11話でユーハングという言葉は○○であることが明かされましたね)。
第6話「帰らざる無宿」では過去ユーハングの人間が、イジツの世界にて飛行訓練を行っていたという情報も明かされ、第二次世界大戦時の日本と繋がっており、彼らが良くも悪くもイジツを利用していたのではという説もあります。


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画像は公式サイトの戦闘機紹介ページから拝借。登場する機体が紹介されていますので、興味のある方はぜひ。 戦闘機 | TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』公式サイト


面白いのは、ユーハングとイジツをつなぐ穴について調べることはできない世界構造になっている、つまり穴を調べようとすると正体不明の戦闘機に襲われてしまうのです。本編では、まさにこの穴、そしてユーハングのことについて掘り下げが行われており、毎週目が話せない展開です。世界の謎に迫っていくのっていつの時代も楽しいですね……と当初は書いていましたが、最新11話では穴を始めとする陰謀についてかなり説明が行われてしまったので情報が古くなってしまいましたが、あえてこのまま残しておきます。

というわけで、これ以上はぜひアニメを見て確かめていただければと! 今から見始めれば、最終話にちょうど追いつけるのではと思います。
今から追いつく方法としてなるべくお金がかからない方法としては、もしアマゾンプライムの会員ならばアマゾンプライムビデオで無料配信中なのでこれ一択。
他には、Abemaのプレミアム会員なら今でも全話見返せると思います。また Huluなど有名配信サイトではだいたい配信されているようですので、詳細は公式サイトを見てみてください。 放送情報 | TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』公式サイト

ちなみにニコニコ動画では、10話までは本日3/30の23:59まで無料です! 記事公開のタイミングが遅すぎる! すいません。
荒野のコトブキ飛行隊 [第1話無料] - ニコニコチャンネル:アニメ

第2話~第10話無料:3/24(日)0:00から3/30(土)23:59まで
第11話無料:3/30(土)22:00~4/6(土)21:59まで


ここまでざっくりと紹介させていただきましたが、以下では各話の簡単な感想を書……こうと思っていたのですが、書き出すともう最終回が終わるまで記事が公開できないので、まずはここまでにしたいと思います。
みなさん、今から見始めればちょうど最終回まで一直線という美味しい状態なので、ぜひ、ぜひに見てみてください。面白さは保証します。

そして、アプリもぜひプレイしてみてください。それほど時間がかからないゲームなので、毎日少しずつプレイするのにうってつけです! (決して燃料が足りないとか、そんなことは思ってないんですからね)。
パイロットとそして飛行機を育て、うまく編成して戦わせるという、いわゆる編成ゲーに近いもので、戦闘は基本オートプレイです。なので、気楽にできます。無課金でも大丈夫です。


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フィオ天使
サービス開始日からプレイしていますが、無課金です。ガチ勢に比べると全然だとは思いますが、自分のペースでやっていけるので私は満足です。
なお、ゲームではコトブキ飛行隊以外の飛行隊も登場するのですが、中でも私の押しであるフィオが関わるゲキテツ一家が大好きなので、記事の最後にPVを紹介させてください。

本作、ストーリーも本当に本当に本当に良くてですね。ちなみに今度、外伝ショートアニメ「大空のハルカゼ飛行隊」という形でアニメが作成され、アプリ及びYoutubeで配信される予定なのです。めっちゃ嬉しいです。
アプリのストーリーについては、また別記事で書きたいと思いますのでお楽しみを。

何はともあれ、荒野のコトブキ飛行隊というコンテンツは今後も力を増していくに違いないと思いますので、ぜひ乗り遅れないようにみなさんアニメをまずは見ましょう! アプリだけでもいいですけど!

ゲロ吐きそうなほどうざくて面白かった『Re:ゼロから始める異世界生活』

実は、インフルエンザにかかっていました。高熱が引いた後は案の定暇になるので、なんとなしにAmazon プライム・ビデオで見れたアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』を一気見しました。
なおアニメのネタバレを含みますので、まだ見ていない方は本記事を読まないことをおすすめいたします。


面白かったのだけど

どのくらい面白かったのかというと、2クールアニメを2日間で見終わってしまうくらい。スピードもそうなのだけれども、インフルエンザという突如できた休み時間という意味合いを置いておいたとしても、集中して最後まで見終わった、いや先が気になりすぎて見ざるを得なかったということ、それほど先が気になったアニメでした。

本作は言うまでもなく死に戻り、すなわち主人公が死ぬとゲームオーバーとなり特定地点まで巻き戻され、記憶はそのままにやり直すことがポイントとなっているけれども、この死に戻り系と切っても切れないのが無力さだと思います。無力さがポイントとなるポイントは、主人公が死に抗おうとすること。すなわち、頑張ろうとしたけれどうまく行かず失敗するので無力さが際立つということ。

本作の主人公ナツキ・スバルはマジでうざいやつである。年齢は17才。ずっと引きこもりだったという設定で、自分勝手である、身勝手である。うまく行っているときは機嫌がよくて、全能感丸出しなのだけど、自分の思い通りにいかないとイライラし周りに当たり散らす。
しかしムカつくのは、そんな彼でさえ成長していくということである。死に戻りという装置はスバルの悪いところを全面に出させるだけのものではなく、スバルの成長を描く装置にもなっている。見ているものにヘイトを溜めさせて溜めさせて、最後にはきっちりかっこいいところ見せるところで溜飲を下げさせるというものである。

ある意味様式美なのだが、これが本当にムカつく。ナツキ・スバルは本当にひどいやつである。死に戻りをしている俺のおかげでお前たちは正しい方向に向かえているんだと平気で1週目の人間たちに言い放つ。自分のことをどうして誰も分かってくれないのだと子供のように駄々をこねる、しかし正論を突きつけられるとそれを無視し顧みずまた自分勝手に動き出す、そして死ぬ。

死に戻りクリアの難易度が低いうちは、まだ良かった。フラグが立つ要件を満たすために、適当に動くだけでいいのだ。しかし徐々に難易度は上がる。難易度が上がると、より自分自身が何かを考えて決断し前に進まざるを得なくなる。だからこそ、失敗したときのショックが大きい。「ここまでやったのにだめだったのか」となる。
しかし実際のところ、殆どの場合スバルがやっていることはそんなにすごいことではない。なんとなしに周りにいるやつに助けを求める。Aという障害をクリアするためにはAよりも力を持ち圧倒的に潰すことが可能なBを探す、という単純な原理に従っているだけである。

しかし、そんなスバルもいよいよ行き詰まる。王選編における死に戻りループである。この死に戻りを通じて、スバルは自分自身と向き合うことになる。「ここまでやったのにだめだったのか」という感情は更にヘイトを増し「俺がここまでやっているのに誰も分かってくれない」というループものでは言ってはいけない主人公のタブーにも手を出す。なぜタブーなのかといえばもちろん、1週目の人物たちはそんな事情は知らないからである。
そういった一連のタブー的行為は、私達視聴者のヘイトも一挙に引き受ける。「お前はなんて身勝手なんだ」「おいおい、それを言っちゃおしまいだろうが」となる。視聴者は当然死に戻りをしたことがない(と思う)ので、スバルが死に戻りのたびにどんなどれくらいのダメージを追っているのか理解することは難しい。

もしかしたら実際に死に戻りをしたら、もっと早い段階で精神を病んでしまうのかもしれない。だけどそれがわからないのでヘイトが溜まる。それを解消してくれるのが死に戻りのたびに突きつけられる正論である。
特にペテルギウスの一連の言葉は非常に痛快で「あなた、なぜ壊れたふりなどしているのですか」「狂気に染まったような演技をしているのですか」「あなたの狂気は正気にすぎる。そんな賢しげに同情を買うように振る舞うなど狂気に対して失礼というものです」「本気で振る舞うのであれば、他者の目など意識してはいけない」などが飛び出す15話「狂気の外側」はたまらなく好き。タイトルの狂気の外側という言葉もとてもいい。

これはそのままの通り、スバルは狂ってなどおらず、壊れそうになっている自分を守るために作っている狂気という薄皮という意味だと思うが、それが見事に正論で剥がされていき、そして剥がされた後にきちんと絶望エンドが待っているというのが本当にたまらないのである。
15話に続けて16話でも、ナツキ・スバルへの正論叩きつけの仕打ちは続く。「卿は一度も、エミリアを助けたいと口にしていない」「貴様のそれは、忠義でも忠誠心でもない。もっと薄汚い犬のような依存と豚のような欲望じゃ。欲しがるだけの怠惰な豚め。豚の欲望が最も醜い」「自分の正しさを信じてもらいたいなら、相応のものを見せなあかんよ」「自分が知ってて相手が欲しがるものをぶら下げる。欲しい欲しいばっかりのナツキくんに足らんのはそこやね」。

そして最後は、エミリア本人からの通告である。エミリアとの会話の中の「ここに居たらだめなんだ、お前は後悔する、絶対にする。誰も救われない。俺はもう苦しみたくないし、泣きたくなんか無いんだよ。俺の言うとおりにしていれば良いんだよ、そうすればうまくいくんだそうなんだ」の部分はたまらない。やはりスバルは怠惰だということがとても良く分かるシーン、ついつい漏れ出てしまう本心が辛い。俺「が」苦しみたくないし泣きたくはないのである。
まぁでも、そういうふうにしか考えられないっていうところもスバルらしいといえばスバルらしい気はする。でもそんな考えじゃあとてもじゃないけどこの死に戻りループは抜けられないわけである。現状のナツキ・スバルだからこそ抜けられないこのループ、最後にはパックにさえも怠惰と言われてしまう。

長々と書いたけれども、このナツキ・スバルのやるせなさ、弱さにとてもイライラする。そしてもっとイライラするのは、最後に主人公を救うのは、主人公のことをとても好きな女の子であるということである。
レムという女の子が居なければスバルは救われない。そんなレムがレムたる所以は、スバルのおかげだということは分かっている。そう、ナツキ・スバルは何もしていなかったなんてことはないのだ、という筋書きである。

でも、でもムカつくのはやっぱりナツキ・スバルなのではなくて、ナツキ・スバルから発せられる言葉1つ1つが自分に返ってきているからだと思う。そして同時に、ナツキ・スバルのように思いの丈をそのまま口に出して発散することが現実ではできていないからだと思う。18話とか、なんでアニメ見ながらこんなに辛くならないといけないのって思いながら停止ボタンは押せずずっと見入ってしまう。ナツキ・スバルの独白に対して返されるレムの言葉を遮れない、ずっと聞いてしまう。辛くて辛くて本当に辛くて、なんでアニメ見て楽しもうと思ってるのに現実のいろんなことを思い出さなければらないんだろうって泣きたくなりながら、でも見てしまう、本当に辛い。

終わりに

久々にアニメを見てお腹の少し上、胃のあたりがキューッとなりました。やはりアニメを見るのは体力がいるし、現実の体調にも影響を与えてしまうなと。だからこそ面白いとも言えるのですが。
Re:ゼロから始める異世界生活』は本当に面白くてですね、原作は読もうと思ってます(多分文庫の方ですが)。
Amazon プライム・ビデオでまだしばらくは無料公開されると思いますので、もしなにか見ようと思っている方にはおすすめします。2クールアニメなので少しだけ体力がいりますが。

三玖天下第一

作品に出会うまでには時間がかかるのに、いざ出会ってみると作品を、そしてキャラクターを好きになるのは一瞬である。
このような言葉を残したのはかの有名な……と続けたいところだけれども、これは私の思うところです。

アニメを見てから原作に手を出して、そしてハマるということを私は昔から繰り返してきました。
その度に思うのは、好きになるのは本当に一瞬だなと。そして、出会えてよかったなと。出会えてなければ一生その作品を、そしてそのキャラクターたちに出会えてなかったんだなって。

今期放送開始した『五等分の花嫁』は、見た当日に原作を全巻買って読み終わらせてくれ、そしてその日のうちにブログ記事を書かせてくれるほど強烈な作品でした。
久々に2ch(5ch)のアニメスレ、キャラスレもそれなりに張り付いている。
thun2.hatenablog.jp



ブコメは良い、そして三玖が本当に可愛いのである。


アニメを3話まで見終わった方も分かると思いますが、三玖は一番最初に風太郎に心を許すキャラクターです。
ブコメにおいて最初に心を許すキャラクターは結構危ういと思っている、なぜなら正ヒロインに出し抜かれる運命力が強いから(当社調べ)。

ブコメツンデレとも比較的相性が良いジャンルで、長いツン期を経てからのデレの破壊力は計り知れない。幾人ものヒロインが涙をのんでいった。
しかしツンデレは、長いツン期を維持する必要があるため、ツンばかりだと作品の人気を保つの難しいので、早期にデレるキャラを入れてくるのが鉄板である。
例えば幼馴染キャラクターは、小さな頃から意識していて最初から好感度が高いパターンが多いので、早期デレになりやすい傾向があったりすると個人的には思う。

さてさて、五等分の花嫁の正ヒロインは五月だと勝手に私は思っています。それはやはり主人公と最初に関わったからに他なりません。
後は、姉妹の中で五月は比較的普通の性格をしているところも、そう思う理由。

古今東西ブコメの世界は戦争。自分の推しが果たして主人公と結ばれるのか、幸せになれるのか。リアルタイムで追って、そして散ったことがある人は常々そう思っているでしょう、戦争だと。

原作既読のためネタバレになるようなことは言いませんが、私は原作を読んでますます三玖を好きになりまして。
完全に三玖推しで、多分三玖以外と結ばれてしまったらしばらく立ち直れないと思います。
アニメでもそうですが、早期にデレるということは、つまり主人公とのドキドキイベントも多いわけですし、つまり可愛い姿をたくさん見れるということもあるんです。
そういう意味で、三玖の人気があることは多分自然で、三玖派の人も結構多い気がするんです(原作をリアルタイムで追っていないので話半分で)。

だからこそ怖い。ラブコメ定番の悩みをここから書きますよ。
そう、三玖が強いからこそ、ここからの他ヒロインの巻き返しが心底怖いのである。

比較的重要なポイントで主人公をきっちりサポートするようなキャラというよりは、常に風太郎のことを考えて積極的にアピールするタイプの三玖。
これは非常に危うい。つまり、出し抜かれキャラなのである。「え、どうして」ってセリフが似合っちゃう子なのである。

幸せなのである。なぜなら三玖は基本的にデレなので、赤面してくれるのである。三玖は普段クールなので、赤面がとても似合うのである。
好感度が高い、なのでデレも早い、なので赤面も多い、なので読者大満足、三玖天下第一。

しかしである、我々は忘れてはならない。ラブコメの世界において、これは死亡フラグとの表裏一体なのであると。
ノーマルは劇薬に簡単に負けることがあるのである。幼馴染フラグなんて吹き飛ばしてしまうくらいに。

なので、原作を読んで、三玖が赤面するシーンがあるたびに心配メーターも上がっていくのである、マジで。
三玖が嫉妬するシーンには一緒になって嫉妬するし、他ヒロインがずかずか入り込んできそうになったら「おいやめろ」と突っ込んでしまう。
これは客観的に見ると「あー、最後は負けるから」の裏返しのように見えて本当に怖い。楽しみながら怖がっているのである。

三玖以外のヒロインが鼻持ちならないキャラクターならこんなにも悩まなくても良いのだけれど、みんないい子で、みんな可愛いのである。
そして主人公の風太郎もそこまでヘタレではないので、これまた困る。つまり、この心配の矛先を向ける先が無いのである。

これ以上書くと原作のネタバレになりそうなので、また記事を改めて原作の感想も書きたいと思いますが、最後にもう一度伝えたい。
三玖が可愛い。三玖天下第一。

五等分の花嫁(4) (週刊少年マガジンコミックス)